ついに東大と肩を並べたモナシュ大学 – QS世界大学ランキング2026

2週間ほど前、QS世界大学ランキング2026が発表されました。今回は、マレーシア留学の観点から注目すべき動きをご紹介します。

モナシュ大学が東大と同順位に

マレーシアに分校を持つ海外大学を含めた「マレーシアにある大学」の中で、今回もトップとなったのはモナシュ大学です。世界ランキングは36位となり、なんと日本の東京大学と同順位となりました。東大は前年の32位から36位へとランクを落としたことも、モナシュと肩を並べた理由の一つです。これまでモナシュ大学の順位を「東大と京大の間」と説明してきましたが、今後は「東大と同順位の大学」という説明に変更する必要がありそうです。ちなみに京都大学は57位と、こちらも順位を下げています。

なお、「モナシュ大学のマレーシア分校を本校と同じランクで語るのは適切か」という意見もあります。しかし、マレーシア分校の卒業生が得るのはモナシュ大学の正式な学位であり、本校・分校の区別はありません。そのため、同等と見なすことができます。

入学難易度の点では、以前としてモナシュが東大に比べ圧倒的に容易と言えます。(基本的に入試はなく、文系学部は評定平均2.7と英検2級水準で入学可能です。詳しくはこちらを参照。)モナシュ大学マレーシア分校の注目度がさらに高まりそうです!

テイラーズ大学は私立トップを維持も、わずかに順位を落とす

テイラーズ大学は今回もマレーシア私立大学の中で最高位となる253位でした。ただし、前年の251位からわずかに順位を落としています。私立2位のUCSI大学も、前年の265位から269位へとややランクダウンしました。それでも、この両大学による私立ツートップ体制に変化はありません。

サンウェイ大学が大幅躍進

私立3位には、今回サンウェイ大学がランクインしました。前年は539位だったサンウェイ大学ですが、今回は410位へと大幅に順位を上げ、INTI大学を逆転しています。これまでサンウェイ大学は知名度・人気は高いものの、世界ランキングでは目立たない存在でしたが、今回の躍進で国際的な評価も高まるでしょう。参考までに、INTI大学は516位から509位へとわずかながらランクアップしています。

マレーシア国内総合トップはやはりマラヤ大学

公立・私立を合わせたマレーシアの総合トップは、今回もマラヤ大学でした。世界ランキングは前年の60位から58位へと順位を上げています。なお、国内2位のUKM(マレーシア国民大学)は126位で、依然としてマラヤ大学が大きくリードする形です。

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