マレーシア 新型コロナウィルス状況アップデート(マレーシアのウィルス管理は優秀!?)
ここ数日、コロナウィルスの感染拡大が日本を含め世界的に拡大したのに伴い、マレーシアの状況に対するお問い合わせも再び増えてきました。
そこで現在のマレーシアのコロナウィルス状況に関して簡単にアップデートさせていただきます。
現在の合計の感染者は累計23名で、そのうち22名が既に回復し病院からも退院しています。実は感染者23名のうちの1名は先ほど報道があったばかりですが、何と最近日本から帰国したマレーシア人の感染でした!!
ここ1-2週間は他国での拡大にも関わらず、マレーシアでは感染者の増加も全くなく息をついていたのですが、たった今、それも「日本で感染の可能性大」というバッドニュースになっていましました。ただ、それでも他国に比べるとマレーシアの感染状況は非常に少なく、この数字からはマレーシアのコロナウィルスに対する管理状態は非常に優秀と言えます。
感染者数が少ない理由は良くわかりませんが、周囲では、「コロナウィルスは高温多湿に弱いから、マレーシアは車社会で満員電車の濃厚接触が少ないから、中国との結びつきが実は少ないから、マレーシアの水際対策が良いから、、、」などの声が聞かれます。繰り返しますが、すべて単なる憶測で真の理由はわかりません。
インター校の対応は以前ご紹介しましたが、旧正月明けに中国などから戻った生徒には2週間の隔離検疫期間が義務付けられていました。現在は無事に隔離からすべての生徒が戻り、ほとんどの学校が正常化しています。ただ、未だに全生徒にマスクを義務付けたり、生徒や学校の訪問者に検温を義務付けたりしている学校もありますが、全体としては非常に落ち着いています。
数週間前のお問い合わせは、「マレーシアは(ウィルス管理が)大丈夫ですか?」というのが多かったのですが、ここ数日は、「日本人の生徒が入国あるいは入学できるでしょうか?」あるいは「日本の学校が3月休学になりますが、マレーシアもそういう話はありますか?」と言うようなご質問に変わってきています。また、インター校の4月入学を予定しているご家族から、「日本が心配なので早くマレーシアに入国したいです。」というようなご要望も頂戴しています。
上記のとおり、今のところマレーシアの学校は全体的に落ち着いており、休学という話は出ておりません。また、今のところ日本人を入国拒否にしたり入学拒否にするという話も聞いておりませんのでご安心いただければと思います。では今後も絶対大丈夫か?と聞かれると、「それは何とも言えません。」と答える以外にありません。今後の日本や他諸国での感染拡大の状況にもよります。特に前述したとおり、日本から帰国したマレーシア人が感染したという観測は、日本の印象を悪化させる可能性があります。
ただ一つ言えることは、4月入学を予定しているご家族は、もし可能であれば、学期始業日の2週間前にマレーシアに入国していただければ、万が一学校から2週間の隔離検疫が義務付けられた場合も始業日より学校に通うことができるはずです。もし、近い将来のマレーシア政府による日本人の入国拒否が心配ということであれば、もっと早めに入国されても構いません。直ちに入国拒否ということにはならないとは思いますが。
いずれにしましても、3月日本の学校が休学になるということであれば、4月入学を予定している親子留学の方は、早めに準備ができ、早めにマレーシアへ入国できるかと思われます。こちらも準備を急ぎます!