ジョホール留学の時代は到来するか?
実は今月初旬に久しぶりのジョホール州出張を行いました。多くの方がご存知だと思いますが、ジョホール州とは西マレーシア(マレーシア半島)の最南端の州でシンガポールに隣接する州です。この部分になります。(Googleマップ)
ジョホールの中心都市は、ジョホール州の最南端でシンガポールとブリッジで繋がる「ジョホールバル」となります。ちなみに「バル(Bahru)」はマレー語で「新しい」と言う意味なので、「新ジョホール」と言うことになります。
話を戻すと、そこでインター校と大学の計7校の見学を行いました。その中から下記のインター校4校、大学2校を当サイトの学校データベースに追加しました。
<インター校>
テンビーセティアエコガーデン校
https://m-ryugaku.com/schools/tbyseg
ラッフルズ・アメリカンスクール
https://m-ryugaku.com/schools/ras
マルボロカレッジ
https://m-ryugaku.com/schools/mcm
クレセンド・ヘルプ
https://m-ryugaku.com/schools/chis
<大学>
サウサンプトン大学マレーシア
https://m-ryugaku.com/univs/uosm
レディング大学マレーシア
https://m-ryugaku.com/univs/uorm
個別の学校、大学に関する説明は上記リンク先のページの情報を参照して頂きたく思いますが、改めて久しぶりにジョホール州を視察して、どのような方がジョホールでの留学の対象となるか、いくつか条件をリストアップしたいと思います。
1、シンガポールLoverの方やシンガポール移住の代替としてその近郊に住まれたいファミリー
ジョホールバルの利点はなんと言ってもシンガポールに隣接し、30分もあればシンガポールへ行けることです。毎月あるいは毎週シンガポールへ行きたい、と言う方にとっては理想的な立地になります。
2、クアラルンプール(KL)への直行便がないエリアの方
KL国際空港へ直行便の出ている空港近郊にお住まいの方は、やはり直行便でKLへ行かれた方が格段に便利ですが、KLへの直行便がなくシンガポールへ直行便がある空港近隣の方は、シンガポール経由でジョホールバルに行かれることは大きなハンデにはならず、親子留学、単身留学の検討に値します。
3、シンガポールの大学を目指すファミリー
これもシンガポール絡みになりますが、シンガポールの大学を目指すファミリーにとっては、その近郊であるジョホールバルのインター校で親子留学することはモチベーションを高める要因となります。
4、日本人の少ないエリアで生活や勉強を志向するファミリー
ジョホールバルはまだ日本人が少ないです。今回登録した4つのインター校のうち3校は日本人生徒比率が10%以下、2校に関しては3%以下という状態です。登録した2大学でも1-2%と推測されます。大きな日本人コミュニティーとは距離を置きたいと考えるファミリーにとってはジョホールは適したエリアと言えます。
5、車の運転が苦にならない方
ジョホールはクアラルンプールと比較するとまだ発展途上で、車なしで生活できる環境が整っているとは言えないのが現状です。もちろん学校や居住地の選択によっては車なしでの生活が不可能とは言えませんが、車の運転を前提とした方が、学校や居住地の選択肢が広がります。
6、コスパを追求される方
ジョホールは学費や生活費がKLと比較するとまだ割安と言えます。例えば、KLエリアにある有名校のテンビーやヘルプインターもジョホールにあるキャンパスではKLより25%-40%は安いイメージです。家賃なども格安と聞きます。コスパを求めるならジョショールは狙い目です。
7、マレーシアでベストの英国寄宿学校や米国カリキュラムの寄宿学校をお探しのファミリー
ジョホールにはマレーシアでベストの英国寄宿学校と言われるマルボロカレッジがあります。また、クアラルンプールエリアにはない米国カリキュラムものボーディングスクールであるラッフルズアメリカンスクールがジョホールにはあります。この点で、あえてジョホール州の学校に単身留学をする意味が存在します。
以上が、ジョホール州での親子留学、単身留学(インター校、大学)の可能性となります。