【インター校視察ツアー】6歳からのインター校入学!(キングスレー 、テイラーズ、ペニンシュラ)

11月5日は、現幼稚園年長で5歳のK君向けのインター校視察ツアーを行いました。来年満6歳になった4月から入学を計画中です。お父様が代表でツアーに参加されました。

6歳からのインター校入学と聞くと、色々な賛否両論の意見があると思います。おそらく大半の日本の方が、日本語もままならない状態で英語教育を始めると中途半端な日本人になってしまう、と危惧するのではないと思います。それは、日本人とは日本語を正しく喋り、漢字も正しく使え、日本的な振る舞いをするものだ、というステレオタイプの日本人像を前提にしているからだと思います。でもそれ以外の日本人は中途半端な日本人なんでしょうか?私は色々なタイプの日本人がいて良いと思います。

マレーシアに居るとよく分かりますが、標準語であるマレー語より他の言語が得意なマレーシア人はおそらく人口の3−4割を占めます。更に言うと中華系マレーシア人だけをとっても、北京語(マンダリン)が最も得意な方、広東語や福建語や海南語が最も得意な方、あるいは英語が最も得意な方と実に様々です。また3−5ヶ国語を話せる方も多く、国民の大半がマルチリンガルです。マレーシア人だから〇〇語が最も得意でなければならない、と言う考え方はありません。皆立派なマレーシア人です。

もちろん多民族国家のマレーシアと単一民族国家の日本を単純比較しても意味はありません。ただ、グローバル時代にあって、日本人ももう少し言語の多様性があっても良いのではないでしょうか?むしろ日本国として考えた場合、そういう日本人がもう少し増えた方がポートフォリオとしての日本の国力が高まるのではないでしょうか。外資系企業はもとより日系企業も近い将来そのようなユニークな人材を積極的に求めるようになるのではないでしょうか?

今後は人材の「ダイバーシティ(多様性)」という流れの中で、言語に関してもより多様な人材が求められるはずです。多少の日本語の不完全さは覚悟で、その分英語や中国語を早期に伸ばしてゆくという方向性も十分あり得るのではと考えます。

今回も前置きが長くなりましたが、実はK君はすでに日本でインターナショナルキンダーに通っており、さらに早期に英語教育を開始されていました。すでに前述の早期英語教育のメリット・デメリットは親御様も十分理解されており、釈迦に説法になったかもしれません。

なお、今回の視察校は親御様が初めてのマレーシア滞在で、尚且つ直前に学校視察が決まったということもあり、おなじみの学校となりました。訪問内容は、下記「訪問記」をご参照ください。

人情味のある学校!?(キングスレー )
http://www.m-ryugaku.com/node/2216

3ヶ国語で子供達を育てていく!(テイラーズ)
http://www.m-ryugaku.com/node/2217

建設中の建物は実はコンドミニアム!(ペニンシュラ)
http://www.m-ryugaku.com/node/2218

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