単身留学生を裏で支える学生寮・寮母さんの存在に感動しました【暮旅コンサルタント@金子】
先日、勇気ある13歳@単身留学生へエールを送りましたが、その単身留学生たちを裏で支える学生寮・寮母さんの存在に感動しましたのでここに追記します。
今回トピになったS校は、娘も再留学することになった1985年創立の歴史あるインター校。どんな校舎か?と聞かれたら、最もモダンなKLCC大都心@ビル街にある、最もローカル色が強い校舎だと答えるでしょう。モダン+ピカピカな新校舎・ハイテク設備完備の学校がぞくぞくとオープンする中で、30年前から変わらない質素な平屋の校舎。そのローカル臭さがランドマークになっています。また、この約3年間の暮旅インター校視察ツアーの中で、多くの留学生・留学生家族をご案内しましたが、お客様の声@賛否が大きく分かれる不思議な学校でもあります。<長くなってしまうので、学校の授業・プログラムについては次の機会にコメントします>
実は、この学校の学生寮についてはあまり情報がありませんでした。留学生さんからのニーズも少なかったため、私も深く関わるチャンスがありませんでした。しかし、関わってみてはじめて分かったこと・感じたことがなんと多かったことか… この古風な校風がゆえでしょうか?よくあるモダンな学生寮とは異なる雰囲気<良い意味で>、まるでホームステイのようでした。寮母さん(2名)がホストマザー役で、非常に身近な存在・親代理役をしている環境があり、とても清潔でアットホームな学生寮でした。毎日の料理(朝・夕+おやつ2回@計5食)・洗濯・掃除はもちろん、個室の洗濯カゴにポンと入れておけば即日仕上げで、制服にはアイロンまでかかってくるのです。
寮母さんが毎日学校へ寮生を迎えに行き一緒に帰宅、学生がひとり外出・ひとり買物は一切できません。エンターテイメント・観光イベントも含めて、ちょっとした買物でも寮母さんが同行するのが寮のルールです。ちょっと窮屈に聞こえるかもしれませんが、親元から離れた外国で、単身留学という大きな目標を達成するためのセキュリティー、大切なお子さんをお預かりする当たり前の行動だと寮母さんは言っていました。
この学生寮との出会いで、私も同じ年代の子を持つ親として勇気をもらえました。