ファンデーション(Foundation)からスタートするメリット
今回はファンデーション(Foundation)コースのことをご紹介させていただきます。
ファンデーションと聞いてもマレーシア大学留学を考え始めた方にはピンと来ないかもしれません。
日本の大学には無い制度なのでご存じでないのも当然です。
日本語で言うと「大学進学準備コース」となります。一年間のプログラムです。
修了後はディグリーに入学が可能になります。
ご存知のかたも多いと思いますが、日本の義務教育、高等学校を卒業すればディプロマ、ディグリーに入学できる資格があります。(IELTS取得後)
そして文系科目のディグリーだと3年間で卒業できることもマレーシア大学留学の魅力の一つです。
しかしいくら3年間で卒業が可能でも授業について行けなければ意味がありません。
ディグリーに入学して授業についていけず落第してしまう留学生は実際に少なからずいます。(幸い弊社から入学されて落第された方はまだおりません)
今まで日本語で教育を受けてきて、いきなり全て英語での授業になるわけですから難しいですよね。
そこでファンデーションコースの出番です。
ここでは文系理系とはっきりわかれそれぞれの科目の基礎を一年間学びます。
例えば文系ですと、経営学、会計、経済学等々の基本を学びます。
それにプラスして自分の興味ある学問を選択して本学部に備えることができます。
このようにしっかりと1年間基礎を学んでディグリーに入学すれば、基本的な要素をすでに学んでいるので、専門的な授業もすぐに対応できスムーズに授業についていけるはずです。
またファンデーションから始めるメリットの一つとして修了後に進むディグリーの学部をマレーシアに来てから決定することができるのです。
ディプロマ、ディグリーに直接入学する場合は進む学科を学生ビザを日本で申請する時に決めなくてはなりませんし、その学科に必ず入学する必要があります。
申請中に学科を変更したり、現地で変更も可能ですがかなりの時間を要しますし、費用も別途かかってきます。
その点ファンデーションコースはディグリーの学科を決めていなくても大丈夫です。文系か理系のみ選択します。
なのでマレーシア来る前はマスコミュニケーション学科に興味があったが、途中でホテル経営学に興味が移ったためディグリーではホテル経営学を学ぶことができるわけです。
かなり学科選択の面で柔軟性があります。
以上のことからファンデーションは卒業までの期間を気にしない人、まだディグリーで選択する学問が決まっていない方にぴったりのプログラムと言えます。
最後にファンデーションコースに入学するためにもIETLSの取得は絶対条件です。
こればっかりは避けて通れませんね。。