サバイバル教育をするインターナショナルスクールとは?
とてもユニークなインターナショナルスクールを見つけました。シティーハーバー・インターナショナルスクール(City Harbour International School)という学校です。
http://www.m-ryugaku.com/schools/chis
場所は、リゾート地で有名なパンコール島の手前のスリマンジョンという街にあります。正直KLからはかなり遠いし、行きにくいです。車で飛ばしても3.0-3.5時間かかります。(途中まで特急電車で行く方法もあります。)2019年内には新高速道が完成して行きやすくなるというとですが、それでも2時間かかります。
そんな面倒な学校ですが、他のどのインター校にもない特徴があります。それは、アカデミックな勉強(英国式カリキュラムを採用)はもちろん、それに加え、サバイバル教育、冒険教育、起業家教育とも呼べるようなアウトドア教育を重視している点です。具体的には、近隣にある「アウトワードバウンド」と呼ばれる国際冒険教育機関のマレーシア校での授業をカリキュラムに組み入れ、ボート、カヤック、ロッククライミングなどの練習(特訓?)を行います。学校曰く、この施設を利用するには、ここに学校を造るしかないだろう、ということです。なおアウトワードバウンドに関しては下記URLをご参照ください。
https://obs-japan.org/outwardbound/
もう一つの特徴は、Education for Everyoneというコピーのもと、教育という本質以外には無駄なお金を使わず、その分学費を下げて多くの一般家庭に国際教育の機会を提供しようという思想です。キャンパスも田舎にある割には、無駄に大きくありません。コンパクトで機能的、しかも採光をうまく利用した明るいキャンパスです。無駄な飾りなどありません。結果、年間の授業料は学年により35-75万円程度に抑えられています。
なお、最終的にはボーディングスクール(全寮制学校)を目指していますが、今のところ留学生も少ないため、近くのスタッフ用アパート(コンドミニアム)を寮の代わりに利用しています。アットホームな寮です。今のところ日本人は誰もいないので、英語で会話するしかありません。
新設校ですので未知数の部分もありますが、共感する部分の多い学校であることは確かです。サバイバル教育、冒険教育、起業家教育といえるアウトドアを重視した教育は、スマホ漬けの現代っ子には貴重な体験になるのは間違いありません。特にシャイでおとなしい日本人の子には、自発性、積極性を植え付ける良い機会になります。
確かに場所の問題はありますが、弊社のサポートで何とかカバーできれば、と考えています。今後注目してゆきたい学校のひとつです。
下記「訪問記」もご参照ください。
http://www.m-ryugaku.com/node/1721
また、フェイスブックページもご欄ください。(画像多数あり)
https://www.facebook.com/ryugakumy/posts/1835199636502016