インター校視察ツアー(授業料が年間30万円のインター校とは?)

kosaka

5月2日、インター校視察ツアーを行いました。お子様は8才と5才で来年からの親子留学を計画中です。

ご家族のマレーシアへのご到着が当日の真夜中(早朝)ということでしたので、遅めの出発で2校のみの視察とし、最後に実際に親子留学を実践しているご家庭の訪問を加えました。

今回の視察校はAlnoor International SchoolとTaylor's International School (Puchong)という組み合わせになりました。実はAlnoorは名前は聞いたことがある学校ですが、私自身も初めて訪問する学校でした。場所はKLセントラルから非常に近く、あの名門インター校Alice Smith Schoolプライマリーキャンパスの少し奥に位置する絶好のロケーションです。

そして最大の特徴は、その学費の安さです。なんと小学校であれば年間30-35万円程度、中学校以降でも40-50万円程度という水準です。(その他多少の雑費はかかります。)

カリキュラムは、英国式で最後の11年生時にIGCSE(Oレベル)を目指すというものですから、マレーシアの他の英国式インター校と学習内容は全く同一ということになります。「それなら、私の子供も入れたい!」というお母様も大勢いらっしゃるかと思います。いきなり100家族が殺到されても対応しきれませんので、マイナス面も申し上げます。

まず、施設が狭くて質素です、そして古いです。生徒様がひしめきあっています。でもちゃんとプールも医療室もあるので致命的な欠点とは言えません。このレベルの施設の学校は他にもあります。

もう一つの(今のところ)マイナス面は、大半の生徒が日本とは大きく異なる文化・宗教をもった国籍のお子様ということです。具体的に言うと、アラブ諸国やバングラデッシュからの駐在員のお子様およびマレー系マレー人が大多数ということです。つまり大半がイスラム文化圏のお子様です。事実、外国語科目はアラビア語またはフランス語の選択になります。(フランスはアラブ諸国との関係が大きいからでしょうか?)

失礼ながら、これをマイナス面と言ってしまいましたが、そうとも限りません。このような異文化環境で学ぶことは、国際的センスや他文化への柔軟性を養う上でプラス要因とも考えられます。ただそれがかなり極端な環境である、とは言えます。それでも日本人のお子様は1名は在籍しているということでした。色々な意味で非常に参考になる視察でした。

視察の2校目のTaylor'sは、1校目とは対照的に、チャイニーズマレーシアの富裕層から絶大な人気を誇るブランド校です。何度も登場する学校ですので、今回はこれ以上の説明は省きます。下記URLをご参照ください。
http://www.m-ryugaku.com/schools/tispc

この日の最後の訪問先は、このテイラーズに実際に通うお子様のご家族T様のお宅です。プトラジャヤの人気ショッピングモールに隣接したコンドミニアムにお住まいです。ゆったりとしたリゾートフレーバーのコンドミニアムで、リビングルームからはゴルフコースが良く見えます。
まず、KLでの生活がいかに安全で快適かをお話いただきました。日本に帰るのが嫌になってしまう程だそうです。くれぐれも「やらせ」ではございません(笑)。

ただ、多少の苦労話もしていただきました。やはり英語で電話に出るのが苦手だということです。また、学校からの英語の通知も、最初は読むのが苦手だったそうです。これは皆さんそうだと思います。

子供同士はすでに打ち解けて、3人で遊んでいました。
T様本音のお話をしていただき、視察者の方も私も大変参考になりました。この場を借りてお礼を申しあげます。

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Updated: 05/02/2024 - 15:46

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