インター校視察、物件視察、生活施設視察の集中ツアーを実施しました。

マレーシアのインターナショナルスクール入学をご検討中のご家族向けに、昨日1日と本日半日で、インター校３校、賃貸物件３件、生活施設（主にショッピングモール）３箇所を見学するという集中ツアーを実施しました。

事前のコンサルティングにより、偶然ですが視察校はすべてプチョン周辺のインター校に絞られましたので、今回は学校、賃貸物件、生活施設もプチョンが中心となりました。ちなみにプチョンという街ですが、もともと広大なヤシ畑を保有していた「IOI」と呼ばれる企業によって開発されたプロジェクトが多く、「IOI・・」という名前の施設が多いです。また中国系マレーシア人が多い下町で、物価も安く日本人にも住みやすい街と言えます。実際は一部の退職者を除くと今まであまり日本人の住人は多くなかったのですが、周辺に多くのインター校が開校したこともあり、親子留学中心の日本人家庭が増えつつあるエリアです。

ご参考までに視察ツアーのスケジュールをご紹介します。

【1日目（月曜）】

１、テイラーズインターナショナルスクール（プチョン校）視察

現地では言わずと知れた有名教育グループ「テイラーズ」運営のインター校です。当サイトでも何度も紹介している注目校です。ただ、学校カウンセラーとのカウンセリングを終了しての感想としては、日本人学生が直接狙うには、少しハードルが高い学校かな？という印象です。ただ良い学校には違いありません。
（下記画像参照）

２、ラフレシア・インターナショナルスクール（プチョン校）視察

この学校は、どちらかと言えばかなり穴場的な学校で、弊社以外の日本人エージェントの案内では、まず巡り合うことのできない学校と言えます。とても丁寧で柔軟な対応をしており好印象の学校です。施設も明るく綺麗で日本人好みの学校と言えます。ただ、「日本人生徒が現状ひとりもいない」のが長所にもなり、欠点にもなります。今回のご家族もともて良い印象を持たれたようです。
（下記画像参照）

３、ランチを兼ねて「IOIシティモール」「プテリパルマコンド」場所見学

2校の視察後は、昼食休憩を兼ねて昨年オープンしたばかりのプトラジャヤ「IOIシティモール」を見学しました。巨大なショッピングモールで、大型家具店やホームセンターもありここへ来ればすべての生活用品がそろいます。また、アイススケートリンクやインドアテーマパークなどもあり、レジャーも楽しめるモールです。もうひとつの特徴は、敷地内にコンドミニアム（プテリパルマ）もあり、ここ自体が居住地になりえるということです。（ちなみにゴルフ場もあります。）学校によっては通学にも買い物にも便利な場所と言えます。念のために、今回は物件のある位置のみ確認しておきました。（さすがに物件自体を内覧する時間は今回はありません。）
（下記画像参照）

４、キングスレーインターナショナルスクール視察

この学校も本サイトではおなじみの学校になります。英語力の弱い日本人学生も無試験で入学させてくれるという柔軟性の高い学校です。また「いじめ禁止」や「生徒を公平に」「ボランティア、チャリティ精神の育成」などアジア的日本的モットーを持った学校でもあり、日本人家庭が子供を預ける学校としては、かなり安心感のある学校と言えます。もちろん、ここも有力候補となりました。
（下記画像参照）

1日目は基本的にこれで終了です。

【２日目（火曜午前中）】

５、セティアウォーク視察

2日目の最初は、上記のどの学校に決まっても有力な居住地となるプチョンのセティアウォークを視察しました。セティアウォークは、モールとレジデンスが一体となったプロジェクトで、とにかく便利な場所です。プチョン周辺のインター校に通うには第一候補となるレジデンスと言えます。
まず簡単にお店やスーパーマーケットを視察して、その次がいよいよレジデンスですが、今回は単純に不動産物件をお見せするというより、実際にそこの物件に住む日本人ご家族を訪ね、お部屋を見せてもらうとともに、簡単な生活上の感想も聞かせてもらうという趣向にいたしました。特にこちらのご家族もお子様を周辺のインター校へ入れられているので、同時に学校関係のお話もしていただきました。私が物件や学校の話をするより、中立的な一般のママが話をされたほうが説得力がありますよね。
（下記画像参照）

６、IOIモール視察

その後は、セティアウォークにも近い「IOIモール」を視察しました。（名前がまぎらわしいですが、こちらはプトラジャヤの「IOIシティモール」とは異なります。）ここの目玉はなんと言っても日系のスーパー「イオン」と「ダイソー」が入居していることです。この地区に住む日本人は、この２店舗に通う頻度が高くなります。ここも敷地面積がとても広くこの２店舗に行くだけで、歩行距離はかなりのものになります。良い運動だと思って我慢しましょう！
（下記画像参照）

７、ブキジャリル「Zレジデンス」視察

プチョンにある学校からは少し距離が離れますが、ブキジャリルの新築物件「Zレジデンス」を視察しました。この物件の註目点は、今月末には徒歩圏内に鉄道駅が開通となり、電車で都心へ出たり周辺に買い物に行ったりすることができるようになることです。駅の営開始予定日が10月31日とされているので、あと1週間強というところです。まさに絶妙なタイミングと言えます。それから140平米近い広さながら家賃が7万円ちょっとという割安感があります。しかもインテリアがモダンで超おしゃれなお部屋です。多少学校から離れても住みたくなる物件です。
（下記画像参照）

これで今回の集中視察ツアーはとりあえず終了です。かなり充実した視察旅行になったのではないでしょうか？後は学校とその入学タイミングを最終決定していただき、正式な学校出願と具体的な不動産物件の絞り込みにはいります。