【暮旅コンサルタント@金子】ピンときたので即効で、みなさんとシェアーします@インド系インターナショナルスクール
【インド系インターに娘を入れた親心】元リクの母、元野球選手の父のサバイバル教育
弊社でも、東京&地方にキャンパスのあるインド系インターナショナルスクール@KL校をご紹介・学校視察をすることがあります。経済面、プログラムの内容、学校システムの柔軟性で評価が高い優良インター校のひとつだからです。ただ、残念ながらインド人街という特殊な地区にKLキャンパスがあるため、それが清潔感や華やかなイメージを追い求める日本人ファミリーにはネガティブな印象になっているようでとても残念です。インドなまりの英語も聞きなれないからでしょうか?しかし、今後10年間のインド人口増加を予測して「地球上の60%はインド英語(共通語として)を話す」と言われています。その時代にサバイバルする子供たち、親の現地点での偏見で判断するにはもったいない!特に、男の子にはインド系インターをぜひ(!)おすすめしたいという思いで、この記事をご参考までアップしました@国際教育コンサルタントの視線+母の視線で<記事のハイライトのみご紹介>
近年、日本でインドの教育が脚光を浴びている。小学生でも2桁の数字の掛け算ができるといったハイレベルな教育が、「ゆとり教育」の弊害に直面した日本の親たちをひきつけているからだろう。<途中@省略>
校内のリラックスした雰囲気と裏腹に、編入試験は恐ろしく難しかった。問題なく解けたのはSAPIXの理数コースで鍛えた算数のみ。あとは国語も社会も理科も歯が立たなかった。なぜなら「小学校4年生なのに、英語のレベルが既に日本の中学校3年生並みの内容だったから」(亜紀子さん)。
やる気満々で臨んだのに……もあさんは悔しくて泣き出してしまった。娘の気持ちがよく分かった亜紀子さんは、インド人の校長に伝えた。「この子は悔しがっています。本当にこの学校に入りたいと思っているのに、英語力不足が悔しいんです」。学習意欲の高さが伝わり、入学許可が出た。
しかし、一学年下のクラスに編入したらどうか、と勧められた。その時点のもあさんの英語力を見ると学校側の主張は妥当だったが、亜紀子さんは諦めなかった。「今と同じ学年に編入させてほしい。1年間、がんばっても追いつけなかったら、その時、下の学年に落としてかまいません。この子にチャンスをください」と。交渉は成功した。ペーパーテストだけでなく、子どものやる気や保護者のサポート姿勢などを総合的に見て判断する。学校はずいぶん柔軟だった。
与えられたチャンスを生かすべく、もあさんは猛烈にがんばった。半年間、学校から帰った後、毎日4時間も家で勉強したのだ。時に辛くて泣きながら、でも、日本の学校に戻ろうと思ったことは「なかった」そうだ。友人はノートを見せてくれるなど協力的で、先生も丁寧に指導してくれた。その結果、2年数カ月たった今では、明確な目標をもって日々勉強に励み、友人関係も楽しんでいる。インド学校は「ものすごく頭がいい子も多いのに、普段は明るくて楽しい」ところが良いそうだ。<つづく>
http://toyokeizai.net/articles/-/20039