SWY
マレーシアの財閥サンウェイグループがに2008年に設立した国際学校で、同グループはサンウェイ大学、サンウェイカレッジなど高等教育機関も保有する巨大なグループです。
サンウェイインターKLキャンパスは、2023年1月に新キャンパスに移転しました。インター校全体の統合キャンパスで、プレスクール、Grade1からGrade11まで、そしてIBディプロマの生徒を全て収容できるモダンで巨大なキャンパスです。
基本的にはカナダ式カリキュラムを採用しているものの、G11からIBディプロマ(2年間)も選択可能で、あるいはカナダ式のG11終了後、サンウェイカレッジ(G12)でカナダカリキュラム(CIMP)、英国式Aレベル、豪州カリキュラム、モナシュ大学ファンデーション、サンウェイファンデーション等各種大学準備コース(プレUコース)が用意されています。
カナダカリキュラムは、コースワーク(平常点)重視の採点方式で、かつ卒業試験もないため英語力の弱い日本人生徒から最も人気のカリキュラムとなっています。
サンウェイインターの教師陣はほぼ全員がカナダ人のネイティブ教師ということです。
通常コースの入学期は1月と7月のみになり、基本的に途中入学はできません。(ただし、EAPへの入学は4月、10月も可能です。)
EAP、ESLという2タイプの英語サポートクラスがあります。(下記「英語サポート」の項参照)
入試は、G3までは基本的に試験はありません。G4以上は、CAT4の試験となります。キャンパス移転でキャパシティーが増えると審査が緩くなる傾向があるので、今がチャンスと言えます。
また、2023年から英国式カリキュラムのコースを別途開始しましたが、英国式の学校は他にも多数あるので、今のところサンウェイで英国式を選択する日本人生徒は極めて少ない印象です。ただし、サンウェイという強力なブランド校で、あえて英国式カリキュラムを選択する生徒も今後増えてくる可能性はあります。
なお、下記卒業資格は、12年生レベルであるサンウェイカレッジのプレUコースで取得できる資格も含めてあります。(OSSD、Aレベル等)
ビジョン:選ばれるインターナショナルスクールへ。
ミッション:発想力と責任感があるグローバルな人材を育成するために、学問だけではなく、心をも育む教育を提供する。
提供なし
旧キャンパスはサンウェイ大学、サンウェイカレッジに隣接していましたが、2023年1月より1kmほど離れたUSJと呼ばれる地区に移転オープンしました。周囲にはモールやスーパーが多く、渋滞になりやすいエリアです。周囲にコンドミニアムもいつくかありますが、大学生やサンウェイインター生徒家族の需要増により、学校徒歩圏で空室を見つけるのが難しくなっています。
徒歩圏以外で通学や生活に便利な街は、サンウェイサウスキー(サンウェイシティーの住宅地)、スバンジャヤ(SS16)あたりになりますが、こちらもかなりの家賃上昇が見られます。
なお、12年生からはサンウェイ大学キャンパス内にあるサンウェイカレッジでプレUコースを受講する形になります。
USJ One Residence (1km)
Kenwingston Skylofts USJ 1 (500m)
Sunway Geo Residences (3km)
DA MEN Mall (1km)
Sunway Pyramid (5km)
G3までの学年は書類審査のみで基本的に不合格はありません。
G4以上はCAT4による試験となりました。(2024年11月より)
英語補習クラス(EAP)はG7からG10の生徒を対象に、英語と体育のみを行う本格的な英語集中的プログラムです。6ヶ月程度の期間を目安にしますが、メインプログラムへの移行は、EAP終了試験で一定水準の成績をあげることが条件になります。
また、英語力が多少劣る生徒に対し、メインクラスに在籍しながら英語のレベルを落とすESLクラスもあります。
2023年の新キャンパス移転に伴い、学生寮もモナシュ大学の隣にあるサンウェイ・ウォーターフロントレジデンスに移転しました。
以前は、寮から学校までは車で行く必要がありましたが、2023年末に寮と学校をつなぐブリッジが完成したため、徒歩5分ほどで行けるようになりました。
寮の食事は、平日夕食、土曜の朝食のみ提供されます。つまり、土曜の昼夕食と日曜、祝日の全ては自分で手配する形になります。(徒歩10分位でサンウェイピラミッドという超人気モールに行けます。)また、寮の入り口にファミリーマートがあるので、そこで簡単に調達できます。
日本人生徒は20名ほど在籍しているようです。
上部の画像集の中に寮の画像が何枚かあります。
基本が2人部屋の寝室で、1ユニット約10寝室で構成される。
ご注意
- 上記情報はすべてが各学校の公表データ、最新データとは限りません。弊社が各種情報源から間接的に入手した情報、および弊社が推測した情報を含みます。各種カテゴリ分類も限定された情報をもとに弊社が推測したもので、必ずしも客観的な分類とは言えません。また、学校がウェブサイト上等で公表している情報自体の正確性も弊社では保証できかねます。正確で詳細な情報を入手するためには、該当校を訪問し、入学担当者から直接ヒアリングすることをおすすめします。これらの情報の利用によって生じたいかなる損害についても、当社はその責任を負うものではありません。
- 「試験タイプ」における「合否試験」は、合格・不合格を判定する試験で、「レベルチェック」は合否試験でなはく、英語サポートクラスもしくは正規クラス、あるいは学年を決定するためのレベル判定のための試験を意味します。ただし現実的には両試験は明確に区別されているわけではりませんし、エントリーする学年によっても異なるので、単なる目安としてご利用ください。
- 「入学難易度」は、弊社が学校に合否に関してヒアリングした感触や、実際に弊社がサポートした生徒様の合否結果などを参照して、「高、中、低」に分類していますが、必ずしも正確で客観的な判定とは限りません。また、エントリーする学年によっても難易度が大きく異なる場合があります。
- 「待機状況」は、試験に合格しても、学校側のキャパシティーの問題で、すぐに入学が認められない状況(いわゆるウェィティング)を意味します。エントリーする学年やタイミングにより状況が刻々と変化しますので、目安としてご利用ください。
- 「授業時間」は、金曜以外の曜日の代表的な授業時間を記載しており曜日によって異なることはありえます。特に金曜日は授業時間を短縮する学校が多いです。
- 学費の「Y1」は1年時(小学1年)、「Y7」は7年時(中学1年)、「Y11」は11年時(高校2年)の概算の年間授業料を意味します。(可能な限り、「施設利用料」等固定の費用も含めています。)これは最新の数値とは限りませんので、出願の際は最新の費用を確認する必要があります。また、これらに加え、技術費、設備費、バス代、昼食代、ビザ申請代等の費用が別途かかる場合があります。円金額は当サイトに表示されている「換算為替レート」で円金額に換算しています。
- 「学費水準」は、便宜上Year7の授業料を基準として、下記の方法で3レベルに分類しております。 Year7の年間授業料が RM35,000以下 : 低 RM35,000超 - RM60,000以下:中 RM60,000超:高 従って、他の学年の学費では、それぞれ「低・中・高」に適確に分類されないことはあり得ます。
- 「卒業成績」に関しては、便宜上、各学校のオフィシャルウェブサイトで公表されている成績を参照し、下記の基準で「超優秀」と「優秀」に分類してあります。(ウェブ上で成績が公開されていない学校は、この項目は評価なし)
下記のいずれかの成績を収めている場合は「超優秀」とした。
-IGCSEで、A*-Aが全体の70%以上
-Aレベルで、A*-Aが全体の70%以上
-IBDPの平均点が35ポイント以上
下記のいずれかの成績を収めている場合は「優秀」とした。
-IGCSEで、A*-Aが全体の50%以上
-Aレベルで、A*-Aが全体の50%以上
-IBDPの平均点が30ポイント以上
株式会社 暮旅