規模:小

YTL

YTLホテル経営国際大学
5ツ星ホテル運営会社YTLの幹部養成学校的な存在
YTLホテル国際経営大学は、マレーシアの高級ホテル運営会社YTLによって運営されるホテル経営、料理芸術などの専門大学です。キャンパスはブキビンタン(マレーシアの銀座と呼ばれる)の繁華街にありあり、キャンパスの近くには、YTLの所有するマリオットホテルやリッツカールトンホテルがあり、これらが学生の実習の場となります。

今のところ提供する学位はディプロマのみですが、ホテル経営、料理芸術、ベーキング、イベント経営、スパ経営など専門的なコースが用意されています。

これらディプロマコース(2.5年)は、豪州International College of Hotel Management(ICHM), Australiaとの二重学位取得制になっていますので、マレーシア国内で豪州のホスピタリティ有名大学の学位が取得できます。(バチェラー取得のためには実際の豪州の同大学で更に1年学習する必要があります。)

就職はYTLグループ内にすることが多いため、同大学はYTLグループの幹部候補養成学校的な要素が強いです(卒業生の56%が同グループ内に就職)。なおYTLはニセコでもリゾートホテルを複数所有しており日本での就職の機会も広がります。

BERJAYA

ベルジャヤ大学
大手ホスピタリティ中心の大学、インバウンドビジネス人材育成にも有効。
ベルジャヤ大学はホテル経営、観光、料理芸術分野の専門大学として2009年に設立された新鋭の大学です。現在は、ビジネス学部や教養学部も追加され、総合大学を目指しているとも言えます。

運営会社のベルジャヤは小売、金融、ホテル、リゾート開発、不動産開発、食品などを手がけるマレーシアの大手コングロマリットの一つで、同大学はベルジャヤグループとの各企業と一体となり、研修、インターンショップ、就職等面で極めて有利なポジションにあります。

ベルジャヤ大学は、市内の中心地にある「タイムズスクエア」と呼ばれる市内最大級のショッピングモール内に位置しており、またモール内にあるベルジャヤ・タイムズスクエアホテルを有効に利用した実践的な研修、実習が特徴です。

キャンパスは大学というよりホテルそのものを感じさせ、ホスピタリティ専門大学のイメージを強く印象づけます。

マレーシア政府機関SETERAの国内大学ランキングでは2017年に初めてティア4にランクインされ、大学の総合評価も上昇中です。

卒業後、日本のインバウンド観光で活躍できる人材の育成にも大きく貢献する教育機関と言えます。