高専を卒業していますが、マレーシアの大学へ入学できるでしょうか?
高等専門学校(高専)は、日本ではその期間(5年)と専門性から、通常の高校以上の高等教育機関とみなされています。ところがマレーシアの政府機関では、マレーシアの大学へ進学可能な資格は「高等学校卒業証明書」(通常の高卒資格)が唯一の資格とされており、高専の資格は認可されていません。よって、仮に大学が「合格内定」を出したとしても、学生ビザが許可されるとは限らず大きなリスク要因となります。
クアラルンプールを拠点とするマレーシア留学のプロ
高等専門学校(高専)は、日本ではその期間(5年)と専門性から、通常の高校以上の高等教育機関とみなされています。ところがマレーシアの政府機関では、マレーシアの大学へ進学可能な資格は「高等学校卒業証明書」(通常の高卒資格)が唯一の資格とされており、高専の資格は認可されていません。よって、仮に大学が「合格内定」を出したとしても、学生ビザが許可されるとは限らず大きなリスク要因となります。
高校卒業資格に同等な資格として、「高等学校卒業程度認定試験」(高卒認定、旧大学検定)合格の資格を保有していれば、マレーシアのいくつかの大学に出願可能です。もともとマレーシアの大学進学のためには「高校卒業」の資格が必須とされてきましたが、『「高卒認定」も「高校卒」と同等の資格である』という認識が広がっており、いくつかの大学には「高卒認定」での出願が可能です。また、現時点で高卒認定を認めていない大学でも、志望大学ということであれば、弊社が大学へ対して受け入れるような交渉をすることは可能です。また、18歳未満でも出願可能な大学やコースも有りますので、高卒認定試験合格の際にはお早めにご相談ください。
主にオーストラリア、イギリス、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカ共和国、マレーシアなどの旧英国領への留学や移住の際、取得が要求される国際英語検定です。
様々な条件に左右されますので、一言では言い切れません。一番重要なのは合否審査の基礎となる最終の成績証明書と卒業(見込)証明書がいつ入手できるか、ということです。もし卒業年の3月にならないと入手できなのであえば、その年の7月または8月が最短の入学期と言えます。もし、卒業年の前年の12月までに入手できるのであれば、大学によっては卒業年の4月に入学できる可能性もあります。また英語の入学基準をクリアしているか否か、でも入学時期が変わってきます。
ファンデーションコースとは、学士コース(学部コース)に先立ち受講する「基礎課程」です。通常、マレーシアの現地校やインターナショナルスクールのシステムでは、小中高まで11年教育の場合が多く、大学入学に必要となる12年教育を満たしていません。そこでそのギャップを埋めるためのコースとして1年間のファンデーションコースが多くの大学で設定されています。
マレーシアは物価水準が日本の1/3~1/2と言われており、留学生の生活費も他の先進国と比較すると大幅に割安です。日本人大学生の場合、ばらつきはありますが、多くの学生は家賃も含め月額5~8万円ほどで生活しているようです。
ツイニング(プログラム)とは、マレーシアの私立大学が、海外のある大学(ホスト校)と提携関係にあり、原則、前半をマレーシア、後半を海外ホスト校で勉強することにより、海外ホスト校の学位が取得できるというシステムです。「マレーシアでの履修年数+ホスト校での履修年数」という表現を使い、「2+1」「1+2」「3+0」などと呼ばれます。マレーシアの大学に入学しますが、卒業する大学は先進国の海外大学というマジックのようなシステムです。
デュアルディグリー(またはダブルディグリー)とは、マレーシアの私立大学とある海外大学との提携関係により、マレーシアの大学の学位を取得すると(卒業すると)、提携校の学位も同時に取得できるシステムです。ツイニングが、原則ホスト校のみの学位を取得するのに対し、デュアルディグリーはマレーシアの大学と海外大学の両方の学位が取得できることが異なります。まさに「一粒で二度美味しい」制度です。
多くのマレーシアの大学は、ディグリーコース(日本の4年生に相当)の入学基準を、高校の最終成績で5段階評価で平均3.0(または3.5)以上としていますので、これをクリアできていれば多くの大学、学部が入学の対象になります。
マレーシアの多くの大学、学部では、入学に必要な英語力の水準を定めています。例えば、IELTSで5.0以上、TOEFL(IBT)で34以上などが一般的です。ただし、これらスコアに満たない、あるいはスコアを保有していない生徒は、学内での「英語集中コース」を受講後、現地で受験し基準達成後、次期の学部開講日から学部へ編入することが可能です。
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