なぜマレーシア留学

【マレーシア留学の主なメリット】
①生活費(物価)が割安
②学費が割安
③英語、中国語、マレー語の同時習得ができる
④幼稚園から大学院までの幅広い選択肢
⑤時差は1時間のみ
⑥割安な航空券

加えて多様な人種、言語、文化、宗教などマレーシアならではの環境下で勉強、生活してこそ、真の「国際教育」が可能になります。
日本企業の「社内英語公用語化」や「就職」対策としても有意義な選択肢となります。


割安な生活費

マレーシアの最大の魅力は、その物価の安さにあります。
日本も長期デフレと円安の影響で世界的にも低物価国とみなされてきましたが、マレーシアは更に物価の安い国です。事実、どの世界物価ランキングを見ても、常時下位にランクされる常連国となっています。
ここでは、世界の都市や国に関する世界最大のデータベースを提供する"NUMBEO"の2024年(中間)ランキングを紹介します。
高物価上位国TOP10にはアジアではシンガポール(4位)や香港(8位)がランクインしています。日本は46位まで順位を下げていますが、マレーシアは更に低く94位(調査対象121カ国中)となっています。これは台湾、タイ、フィリピンなどより低い順位となります。

(出所:NUMBEO

ただし、過去に「マレーシアの物価は日本の1/3」と言われた時代もありましたが、日本の円安とマレーシアの物価上昇によりその差は縮小傾向にあるため、過度にマレーシアの絶対的物価の安さを期待できる時代ではなくなりつつあることに注意が必要です。

格安な学費

インターナショナルスクール


日本で本格的な国際教育を行いたいと考えると、日本にあるインターナショナルスクール(インター校)に通うのが一般的です。ただ問題は、多くの学校では入学費用が100万円前後、授業料は年間250万円-300万円のご予算が必要になってきます。「高額所得者、プロスポーツ家族、芸能人家族が行く学校」というイメージが強くなっています。また高い割には、日本人生徒比率が高く英語が上達しにくい、多様性が少ない、といった声をよく聞きます。
マレーシアにも200校程度のインターナショナルスクールがあり選択肢が非常に豊富です。日本と同様高額の学校もありますが、今でも入学金が10万円程度、年間の授業料が40-60万円(低学年)の学校も数多く存在します。また、単身留学でのボーディングスクールも数多くあり、年間授業料と寮費の合計が150万円程度という学校も存在します。

大学・大学院

また、マレーシアの大学留学においては、主要大学の平均授業料は約85万円、年間生活費(寮費込み)も85万円、合計年間170万円程度の費用で大学の正規留学も可能となります。(1リンギット=30円換算、弊社試算)

語学学校

また、最近では語学学校も多数設立され、短期語学留学にも適した国となってきました。EMGS(マレーシア高等教育省の機関)によると、TOEFLやIELTSの学習コース(2ヶ月間)の費用がUSD129-229(15万-26万円)と試算されています。

英語・中国語・マレー語が同時習得可能


また、マレーシアは人口の約3割が中国系のため、中国を学習する環境にも恵まれています。例えば、インターナショナルスクールで外国語科目として中国語(マンダリン)を選択すれば、英語と中国語の同時学習が可能となります。日常で中国語を利用できる機会も多いので、上達も早いと言われます。
また大学留学や語学留学でも英語と同時に中国語コースを受講し、英語と中国の同時学習をすることも可能です。
最近、大学生がマレーシアで英語と同時にマレー語の基礎を習得し、その後の就職活動にとても役立ったという報告もあります。中国語は話せる人材は少なくありませんが、マレー語となると非常に希少な人材になりますし、マレー語力の水準を評価できる人も少ないため、面接試験などでは「話した者勝ち」という側面もあります。マレー語はマイナー言語だと思われがちですが、お隣のインドネシア語とほぼ等しいため、マレー語を習得すれば合計約3億人というアジアでは巨大な市場をカバーすることが可能です。

今後は英語に加え、中国語やマレー語が話せることが大きな武器となるはずです。多言語国家マレーシアの利点を最大限利用し、日本語、英語、中国語(またはマレー語)を使いこなせる「トリリンガル」な人材を育成することも不可能ではありません。

事実、ほとんどのマレーシア人は、マレー語、英語、そして各民族の言語(中国語、タミール語など)を使いこなすトリリンガルであることに注目すべきです。

こちらの「お役立ち情報」もご参照ください。
>>マレーシア留学でのマレー語会話
>>マレーシア留学での中国語会話

幼稚園から大学院までの幅広い選択肢


日本でマレーシア留学が注目され始めたのは、2010年頃主に小学生の子供を連れた「親子留学」または「母子留学」(インターナショナルスクール留学)が流行り始めたのがきっかけと言われています。弊社が丁度、留学事業を始めた頃でもあります。その後、学生寮を完備するインター校も数多くなり、中学生からの「単身留学」も増え続けました。

また、2015年ごろからマレーシアの「大学留学」のコスパの高さが注目され、インター校を卒業した生徒だけでなく、日本の高校を卒業した生徒も、高校卒業後マレーシアの大学へ進学するというケースも増えてきました。
また、最近では日本の大学卒業後に、あるいは社会人がキャリアアップやキャリアチェンジのために、やはりコスパの良いマレーシアの大学院(主としてMBA)に入学する例も増えてきました。さらにコロナ禍をきっかけにして100%オンライン受講のMBAの選択肢も増えて、日本にいながら100万円程度から大学院の学位を取得できるようになりました。

更に、マレーシアには多数の語学学校もあり、小中学生向けのジュニアコースからシニア向けのコースまで幅広く提供されているので、年齢を問わずマレーシア留学を実践することが可能です。

日本との時差は1時間だけ


日本からマレーシアへの渡航は7時間ほどかかりますが、時差はたったの1時間です。
親子留学、単身留学、大学留学などいかなる留学の場合でも、日本に家族がいたり日本での仕事の関連があったりで、日本との関わりは重要です。これが、時差の大きい国ですと、それを調整するのが非常に困難になります。時差が1時間だけだと、あまり時差を意識せずに日本とのやりとりが可能です。

割安な航空券


「割安」が多くなりましたが、日本、マレーシア間の航空券も割安です。マレーシアはアジア最大の格安航空会社(LCC)「エアアジア」の拠点です。渡航の時期や時間帯、予約時期によりますが、往復3-4万円で購入できる場合もあります。現在、東京、大阪、札幌に就航しています。過去には福岡、名古屋にも就航していた時期があったので、復活して欲しいものです。
また、エアアジアはクアラルンプールからアジアの大半の主要都市へ就航しています。週末やスクールホリデーを利用して、シンガポールはもちろん、タイ、ベトナム、カンボジアなど周辺諸国に気軽に旅行に行けます。これら諸国であれば、往復5,000円から15,000円程度で航空券が購入可能になります。(渡航の時期や時間帯、予約時期により異なります。)

換算為替レート

RM→YEN:
33.00
USD→YEN:
150.00
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