高学年になると選択式

Kさん一家の最後のインター校訪問にオーストラリア系インター校のペニンシュラを訪れました。

こちらのインター校も新設して間もないので現在まだ総勢200名ほどの比較的規模の小さな学校です。オーストラリアのインター校はアメリカの学校システムとイギリスの学校システムのちょうど間位の教育方法なので、学力を測るテストはもちろん授業内でのパフォーマンスも重要視しています。

この学校の特徴は、学年が上がっていくごとに学ぶ科目を自分で選択していくので、生徒一人ひとりの将来を考えたプログラムになっています。大学のようなシステムです！実際、今回訪れた際に少しだけ選択授業を覗きましたが、10人以下の少人数のクラスだったせいか生徒個人を細かくサポートできるような雰囲気なっていました。新しく何かを学ぶには最高の環境のような気がします。選択する際は、10年以上の教師としてのキャリアのある先生と相談しあい、「将来こういうことをしたいならこの科目とこの科目を取っておいた方が良い」というようなアドバイスをもらえるそうなので、将来やりたいことが決まっていて、自分の中で必要だと思う科目のみを学んでいけるのは生徒自身又は生徒同士のモチベーション向上に繋がるのではないかと思います。

日本の教育はイギリス式に似ていますが、オーストラリア式はまた違った教育方法を用いているので興味のある方は是非一度訪れて頂きたい学校の一つです。