感動の?卒業式に参列しました
先週土曜日、キングスレーの11年生のガーディアンとして、卒業式に参列しました。場所は学校近くのホテルです。
「卒業式だから12年生(高校3年生相当)でないの?」と思われるかもしれませんが、英国式のカリキュラムでは11年生でセカンダリースクールが終了し、卒業となります。その後は、各生徒の志望や成績に応じて、プレU、ファンデーション、ディプロマ等の各種コースへ進学することになります。(12年教育を満たしていないため、基本的に直接大学の学士号へ進級することはできません。)
やはり、卒業生はガウンと四角い帽子をまとって、映画でみるような海外の卒業式のイメージです。ただ、日本の卒業式のようにウェットな感じはありません。もちろん「仰げば尊し」も歌いません(笑)。その代わりにマレーシア国歌、セランゴール州歌、キングスレー校歌を斉唱(するふりを)しました。自分が入学サポートをし、ガーディアンを務める子が卒業までたどり着いた、ということで、感動するシーンもありました。
全員に卒業証書が授与されると、各学科の成績優秀者の発表があり表彰がありました。こういう刺激的なことは日本ではしませんね。英国の学校の卒業式に出席したことはありませんが、おそらく全体的な式のスタイルも英国式なんでしょうね?
最後に帽子を全員で投げるシーンが見られるかな?と思っていましたが、それはありませんでした。当然レンタルの衣装なので、あれをやると帽子が痛むので禁止になっているのか?など勝手に想像してしましましたが、、、
これで卒業式は終わりましたが、英国式カリキュラムでは日本のように高校卒業自体が立派な資格になっているわけではなく、この直前に受験したIGCSEと言われる一斉卒業試験の結果がより重要になります。これの結果が8月に発表されますので、確かに(戦いを終えた後の)日本の卒業式に向かうのとはメンタル的に違います。彼らの戦いはまだ続きます、、、、、。