1年間で基礎を学べるFoundationコースは良いシステムだと思います。
高校生だった私はマレーシアと聞いてピンとくるものは何もありませんでした。最初は興味がなかった上に、留学先にしようなんて微塵も考えていなかったからです。
しかし留学説明会に参加してみるとどの国よりも魅力を感じられました。そしてマレーシアに決めた二つの大きな理由は物価の安さと食文化の豊富さでした。この大学を選んだ理由は、綺麗で落ち着いていて多国籍の生徒が多いからです。将来の志望である貿易関係の仕事に就くにはこの学部が適していると思いました。
Businessコースを選択しましたが、まず1年間のFoundationコース(基礎課程)を受講することにしました。ビジネスの基礎力をファンデーションコースでカバーできるのもかなりいい制度だと思います。(ファンデーション終了後、ディグリーコースへ編入できます。)
今のところ勉強面では特に困ることはありません。大学のシステムやスタッフの対応、説明は日本に比べるととてもアバウトなものに感じられます。ただ、その分、理解力と自立心が鍛えられます。
全ての授業が英語で行われますが、私が通っている大学の場合は講義が録画されておりネットで何回
でも見られるようになっています。万が一欠席しても出遅れることがないので安心です。これも良いシステムだと思います。
マレーシアでは公共交通機関が少ないものの、ウーバーやGrabと呼ばれる配車システムがあるのでむしろ動きやすいです。そして何よりも人が優しいです。不便な点を挙げるとするならばやはりトイレです。ウォシュレットがないのが最大の問題ですが、現地の人たちの使い方もかなり粗いです。ティッシュを持ち歩くのはもちろんのこと、外でトイレを行くのはなるべく控えるようになりました。もう一つは歩道があまりないため、歩いて移動することがかなり難しいことです。代わりにGrabを多用しますが、安いので金銭面ではあまり影響はありません。
マレーシアはインド系、中華系、マレー系の人がお互い助け合い理解しあってできている国だからこそ学べることも多く、先進国ではないからこそ人生経験も詰めると思います。これからの大学生活も楽しみです。