親子留学

クアラルンプールのインターナショナルスクールでの「英語サマースクール」が7月29日より始まってはや1週間が過ぎ、後半戦に突入しています。

子供達は、毎日朝9時から午後5時まで英語のシャワーを浴びヘロヘロになりながらも、皆とても楽しんでいます。

お母様(お父様)たちは、マレーシアライフと悪戦苦労しながらも、だんだんその「コスパ」を感じ始めているのでは、と期待しています。

今日を含めてあと4日となりましたが、終了時にはひと皮むけ一段と成長したお子様の姿が見られることでしょう。

ただこれを2週間で終わらせてしまうのは、とてももったいない気がします。1年、2年と同様な国際教育を継続することによって、今までの日本人の枠を超えたアジア人、国際人に養成されてゆくことでしょう。

この仕事を始めてから既に20校を近いマレーシアのインター校を視察してきましたが、どの学校でも話題になるのが韓国人学生の多さです。

ご存知の方も多いと思いますが、韓国は1998年のアジア危機の際に一度経済破綻を経験し、超就職難、超格差社会に突入しました。その後、それを勝ち抜くための教育熱が異常に高まり、バイリンガル教育を目指した家庭がフィリピンやマレーシアへ殺到した経緯があります。

未だにマレーシアへやってくる韓国親子は多いのですが、彼らの学校選択の1基準に、「韓国人生徒の少ない学校」があります。つまり韓国人学生が多いとそれら生徒間で韓国語で話し始めてしまうので、なるべく韓国人の少ない学校を探そうというわけです。