マレーシア留学における住居

マレーシアの住宅事情は日本に比べるとはるかに素晴らしく、コスパも最高です。コンドミニアムは、リーズナブルな家賃、広いスペース、プールやジムなど豪華や共有施設で知られています。では、マレーシア留学を実践するにあたり、どのエリアに住み、どれくらいの予算が必要なのか解説いたします。

親子留学の場合

どこに住むか?

駐在員などの場合は勤務先の場所や会社のアドバイスなどである程度最初から住む場所が決まっている場合が多いですが、親子留学や教育移住の場合は住む場所は基本的に自由ですので、幅広いエリアが対象になります。
ただし、エリアを選ぶ順番ですが、まず先に学校を決め、その後その学校に通学しやすいエリアや物件を選ぶ、という順の方がほとんどです。ただし、時々、ある特定のエリアが気に入られ、そのエリアから通える学校を探すという、逆の順の方もいらっしゃいます。もちろん、現実的には同時にパッケージのように選ぶ形になる場合が多いです。
具体的なエリアですが、学校が広範囲に多数散在しているため、居住エリアも自然と分散されています。強いて言えば、弊社の親子留学の顧客が住まれる主なエリアとしては、下記のエリアがあげられます。
  • シャーアラム(セランゴール州)
  • バンダーサンウェイ(セランゴール州)
  • スバンジャヤ(セランゴール州)
  • プチョン(セランゴール州)
  • チェラス・マルリ(クアラルンプール)
  • デサパークシティ(クアラルンプール)

やはり、これらエリアには日本人に人気の学校がある、という事が選ばれる理由となります。なお、「日本人街」として有名なモントキアラは?と疑問に思われた方が多いかと思いますが、同街には(超)高額な学校しかないこと、それ以外の学校に通うには不便なこと、家賃や物価が高いこと、せっかく海外に住むなら日本人の多いエリアには住みたくない、などの理由から親子留学の家族からは敬遠されるケースが多いと言えます。

家賃はいくら程度?


次に気になるのは、やはりどの程度の家賃が相場なのか、ということかと思います。正直、家賃はエリアと物件の広さやグレードにより様々です。弊社の顧客の場合で2022年から2024年の期間を取ると、直感的にはなりますがレンジとしてはRM1,800〜RM7,500といったことろでしょうか?ただし、最も件数の多い価格帯ということであれば、RM2,300〜RM2,800くらいのイメージです。ではどのエリアが高く、どこが安いか、ということですが、上記のエリアをとると、高いエリアがデサパークとバンダーサンウェイで、その次がチェラス・マルリ、その他は比較的安いエリアと言えます。

大学留学の場合

大学留学の場合は、大学の寮に住まれる場合が大半です。ただし、寮と言ってもキャンパス内にある専用の寮(On Campus Hostel)から、キャンパス外にある一般のコンドミニアムの一定数の部屋を大学が借り上げ、それを寮(Off Campus Hostel)という場合もあります。家賃としては、クアラルンプール近郊の大学の場合、シングルルーム(寝室が個室)でRM1,300前後、ツインルームでRM800前後になります。
なお、寮以外にも大学周辺のコンドミニアムに住むことも可能ですが、スタジオや1ベッドルームタイプが少ないため、3ベッドルームの物件を3-4人でシェアする形(ユニットシェア)が一般的なため、希望の物件を見つけることが難しく、大学の管理もないので、最初はできれば避けたほうが賢明です。一定期間大学の寮に住み、慣れてきたら一般の物件へ移転することも一案だとは思います。

語学留学の場合

語学留学の場合は、On Campus寮は基本的になく、Off Campus寮が主流になります。家賃的には大学の場合と同水準で、シングルルーム(寝室が個室)でRM1,300前後、ツインルームでRM800前後になります。

換算為替レート

RM→YEN:
34.00
USD→YEN:
150.00
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