マレーシア留学での車選び
マレーシアで親子留学をする家族にとって、車は生活の快適さや移動の自由度を大きく左右する重要なツールです。特に、小さなお子さんがいる場合は、快適性や安全性が最優先となります。また、大学生は学生寮や大学の近くに住んだ場合、車を保有す必要性は必ずしも高くないかもしれませんが、車があると生活の幅が一気に広がることも事実です。
ここでは、マレーシアで車を選ぶ際に知っておくべきポイントと、親子留学や大学生に適した5つのメーカーについて紹介します。
1. ペロドゥア(Perodua)
Perodua Axia(コンパクトカー):
ペルドゥアの中でも最も手頃なコンパクトカー。燃費が非常に良く、都市部での移動に最適。約4万リンギット(約120万円)〜
Perodua Myvi(コンパクトカー):
広い室内空間を持ち、日常の移動や家族での外出に便利なモデル。マレーシアの国民車とも言える絶対的存在。約5万リンギット(約150万円)〜
2. プロトン(Proton)
3. トヨタ(Toyota)
特徴:
世界のトヨタとして信頼性が高く、燃費の良さや長期的なコストパフォーマンスで世界中の家庭に支持されています。特に、都市部での移動にも対応できるコンパクトなモデルや、安全性能を重視したファミリー向けモデルが多くあります。マレーシアで最も人気のある外国車ですが、価格帯は上記の国内ブランドと比較するとかなり高く、親子留学や大学留学では手が出しにくいメーカーとも言えます。
Toyota Vios(セダン):
信頼性の高いコンパクトセダンで、燃費が良く、日常の使い勝手も抜群です。約8.5万リンギット(約255万円)〜
Toyota Yaris(ハッチバック):
小回りが利き、都市部の運転に最適。スタイリッシュなデザインと優れた燃費性能。約7.7万リンギット(約231万円)〜
4. ホンダ(Honda)
特徴:
ホンダは運転の快適さと安全性能に定評があり、特に家族向けの車種では室内の広さや先進的な運転支援機能が魅力です。ファミリーでの遠距離移動や日常の通勤通学に適したモデルが多く揃っています。マレーシアではトヨタの次に人気があり、特にスポーティーなイメージが強いメーカーです。
Honda Jazz(コンパクトカー):
広い室内空間を持ちながら、コンパクトで運転しやすいハッチバック。都市部でも快適に使用可能。日本での車種名はフィット。約7.2万リンギット(約216万円)〜
Honda WR-V(SUV):
コンパクトSUVで、都市部の移動にも郊外の旅行にも対応できる万能モデル。約8.5万リンギット(約255万円)〜
5. 日産(Nissan)
特徴:
日産は、快適な運転感覚と使いやすさが特徴の車種を多く提供しており、ファミリー向けのSUVやセダンで特に人気です。燃費性能も優れており、長距離の運転でも安心して使えます。ただし、トヨタ、ホンダと比べるとマレーシアでの人気は今ひとつと言えます。
Nissan Almera(セダン):
燃費が良く、経済的なコンパクトセダン。日常の通学や家族での外出に適しています。約8万リンギット(約240万円)〜
Nissan X-Trail(SUV):
広い室内と快適な運転感覚を提供するファミリー向けSUV。長距離移動や旅行にも最適です。約13万リンギット(約390万円)〜
まとめ
マレーシア留学において、家族全員が快適に移動できる車の選び方は重要なポイントです。予算や使用目的に応じて最適な車を選ぶことで、マレーシア留学中の生活がさらに充実したものとなります。車を購入する際には、各メーカーの特徴や価格帯をしっかりと比較し、安全で経済的な選択を心がけましょう。