分からないことをうやむやにしてはいけない

私は、2018年4月にINTI International College SubangのDiploma in Hotel Managementに入学しました。高校二年生の時に日本でIELTSを受験し、大学の基準をギリギリ満たしての成績で、留学生活を始めました。留学経験も、英会話を習ったこともない私にとっては、基本的に日本人が苦手意識を持つ、スピーキングとリスニングが難題という典型的な日本人でした。最初のオリエンテーションでは、全く言っていることが理解できず、この先やっていけるのか、とても不安になりました。授業が始まると、英語(特にマレーシアの独特なアクセント)での講義に慣れるまで、時間が掛かりました。
今まで約5か月を過ごしてきて、「分からない事は、分からないと分かった日に聞く。」これが一番授業を乗り越えていく中で、予習・復習と同様に重要だと思いました。たとえその日に授業が無くても、講師とアポイントメントを取り、積極的に行動する。次でいい、今度でいいと思っていたらどんどん授業は進む一方で、授業後は講師たちも次の授業があったり、予定が入っていたりするので質問できる時間がありません。日本にいても言えることですが、問題の解決はなるべく早くを心掛けるといいと思います。
次に友達についてです。英語が上手く話せないという自分を、指摘したりせず、理解しようとしてくれる友達を作るといいと思います。完璧な英語で話さなければというプレッシャーがあっては、英語を話す姿勢や機会さえ、間違えるかもという恐れから減少してしまいます。また、日本人との交流の場を頻繁に設けてしまうことは、英語力向上への一番の遠回りです。
最後に、頑張りさえすれば、何とか乗り越えられます。そんなにネガティブになる必要もなかったと当初の私を思い出して笑えます。留学に一番必要なのは、積極性です。