ホスピタリティ学部を選んだ理由は、日本では珍しい学部でもあり自分の興味にぴったりあう学部だと思ったからです

profile
ニックネーム
A・Kさん
学校種別
大学
学校名(リンク)
生徒性別
女性
学校名
INTI International University
学部名
Diploma in Hotel Management
入学時期
2014年1月
インタビュー

Q.なぜ、マレーシアに留学をしようと思ったのですか。
A.まず、小さい時から「絶対に留学したい」「将来英語をしゃべられるようになりたい」「海外で働きたい」と思っていました。私が小学校5年生のときに母が旅行会社を始めて、その時に「お客さんにマレーシアをおすすめしたい」と言っていたこともあって、初めて家族で1ヶ月間マレーシアに行きました。そこから何度かマレーシアに足を運ぶ内に、「留学するならマレーシアがいい!」と思い始めました。また、他の英語圏の大学に比べて学費が安いこともあって、マレーシアに留学することを決めました。

Q.INTI大学、ホスピタリティ系の学部を選んだ理由は何ですか。
A.インターネットでマレーシア留学について検索していた時にたまたまINTI大学を見つけ、ローカルの方にINTI大学の評判などについて聞いたところ、マレーシアの中でも評判の良い大学だということがわかりました。また、INTI大学が位置するスバンジャヤは学生街だということで、この大学で学生生活を送るのは面白いだろうな、と思いました。
ホスピタリティ学部を選んだ理由は、日本では珍しい学部でもあり自分の興味にぴったりあう学部だと思ったからです。また、他大学のホスピタリティ学部と比較したところ、学費が相対的に安いINTI大学のホスピタリティ学部に決めました。

Q.実際にINTI大学で勉強をしてみて大変だったことは何ですか。
A.やはり、英語です。大学に入る前の5ヶ月間はクアラルンプールのELSという語学学校に通って英語の勉強をしていたのですが、学部に入ると先生はゆっくり話すわけでもなく、授業の内容もわからないので、追いつくのが大変でした。ただ、毎日授業を受けているとだんだん慣れてくるので、英語も授業内容も分かるようになってきます。

Q.大学で勉強をする中で「これはマレーシアでしか経験出来ない」ということはありますか。
A.マレーシアならでは、というよりもINTI大学ホスピタリティ学部ならではということなのですが、学生がとてもインターナショナルだということです。そもそもINTI大学は中国系の学生が約8割を占めるのですが、ホスピタリティ学部は韓国人、中国人、日本人、スリランカ人、バングラデシュ人、アフガニスタン人、インドネシア人など半分以上が他の国の学生で、国際色が豊かです。

Q.どのような大学生活を送っていますか。
A.私は日本人が経営する飲食店でアルバイトをしていて、基本的には日曜日以外の学校終わりに働いています。バングラデシュ人などさまざまな国籍の方に囲まれて働くのがすごく面白いです。お客様は日本人の駐在員や出張で来ている方、中国系の方がいらっしゃるので、社会人の方々ともお話が出来てすごく良い経験が出来ていると思います。アルバイトのシフトは融通が利くので、お誘いがあれば友達と遊びに行ったり、一緒にご飯を食べに行ったりもします。勉強は、普段の課題はもちろんですが、特にテスト前にしっかりと復習をして試験に挑んでいます。

Q.平日の1日のスケジュールを教えてください。
A.平均1日2、3コマ授業があり、1コマ1時間〜3時間の授業があります。
授業内容は、ホスピタリティに関する知識を勉強するだけでなく、実際にお酒や飲み物を作って提供するバーテンダー体験の授業や、ベットメイキングの実習、クッキングクラスなど実際に自分で体を動かして体験する授業もあります。
授業の間の空き時間は友人とご飯に行ったり、お話をしたり、課題やテスト前には図書館に行って勉強をするという感じです。

Q.マレーシアで過ごすのに1ヶ月にどのぐらいの費用がかかりますか。
A.学校から徒歩1分ほどの距離にあるアパートで、2人部屋が4つのシェアリングルームに8人で住んでいて、家賃はひとり1ヶ月約2万円(RM650)+水道・ガス代が約2500円(RM80)です。それ以外の生活費は1ヶ月3、4万円程度で、全て合わせて6、7万円ぐらいです。

Q.将来はどのような進路をお考えですか。
A.今のところ考えているのは、オーストラリアのリゾートホテルで働くということです。というのも、現在INTI大学ホスピタリティ学部でホテルのことを勉強していて、尚且つ英語を習得出来たので、それを活かせるところで働きたいと思ったからです。しばらくは海外で経験を積んだ後に、日本に帰って働くことも視野にいれています。

Q.マレーシア留学を考えている人たちに何かアドバイスをお願いします。
A.私が留学時にやっておけば良かったと思うことは2つあります。1つ目が留学手続きにエージェントを使うべきだったこと、2つ目が英語のリスニング力をもっと鍛えるべきだったことです。
1つ目について、私は日本のエージェントを通さずにマレーシアに来てビザ関連の手続き・留学の手続きをしたのですが、こちらのローカルの方に任せると日本と同じような俊敏な対応や安心感が得られません。実際、私がINTI大学のビザを申請したときに不手際があり、入学時期にビザの発行が間に合わずINTI大学に入学出来ないかもしれない、という状況に陥りました。なんとか交渉してビザの申請を待ってもらうことが出来たのですが、当初は英語が堪能というわけでもなかったのですごく不安でした。なので、日本のエージェントに任せればこのような状況にならずによりスムーズに、そして安心して留学手続きを済ますことが出来たのでないかと思います。
2つ目の英語のリスニング力を鍛えるということですが、文法や読み書きよりも相手の言葉を聞き取って、自分の考えを伝えるということが大事だと思いました。日本の教育では文法や読み書きを中心に勉強をしますが、こちらでは英語のコミュニケーションが大事になります。こちらに来る前に外国の映画やドラマを見て耳を慣らしておくといいかもしれません。ただ、英語が出来なくてもこちらに来てからなんとかなるので、留学を考えている方は思い切ってこちらに来てしまうのもアリかな、とは思います。(笑)


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