大学留学の手順、流れ

マレーシア大学留学（正規留学または休学留学）という進学の選択肢を考えるようになったら、まずおよその入学時期を想定しましょう。入学時期は、大学、学部により年に2-4回程度の入学日（インテイク）が設定されていますので、原則これに合わせる形になります。

ただし、英語力が入学基準に達していない生徒は、学部入学前に学内の「英語集中コース」を一定期間受講し現地でIELTS受験をする形となります。したがって、英語集中コースから入学する場合は、英語集中コースの開講日に合わせる形になります。なお、英語集中コースの開講日は毎月設定されている大学もいくつかあります。

日本の高校卒業後、直接マレーシアの大学へ入学する場合、通常は最短でも卒業年の７〜８月程度からの入学になります。

マレーシア大学入学が進学の選択肢としてある程度決定された場合は、大学入学サポートパックをお申込みください。これより本格的な大学選択、学部選択のコンサルティングが開始します。サポートバックの内容は、大学入学サポートパックをご参照ください。

もし、「実際に現地で大学の視察をしたい」というご希望があれば、当社で大学視察ツアー（キャンパスツアー）をアレンジいたします。大学の施設を見学できるだけでなく、大学の入学担当者や在籍中の日本人学生との面談なども可能な限りアレンジいたします。

また、実際に大学見学に行きたいが日程がとれない、または費用面でご負担を感じているご家庭に向けた視察として、大学オンライン視察ツアーもご利用できます。ご自宅にいながら、まるで現地で見学しているかのような体験をしていただけます。

なお、大学視察ツアーやオンラインツアーは、大学入学サポートパックお申し込み前にお試し的な視察を行うことも可能ですが、お申込み後、十分な希望大学の絞り込みを行った後ですと、更に効果や満足度が高い体験になるはずです。

当社とのカウンセリングや学校視察により入学志望の大学、学部、入学期を決定します。
なお、日本の大学受験（一般選抜）の場合は、入試の結果で合否が決定するため複数の大学へ出願するのが一般的ですが、マレーシアの大学は、出願前の事前の書類審査だけで合否が決定しますので、実際に出願する大学は通常1校のみです。

出願する大学、学部、入学期が決定したら、大学への出願および学生ビザ申請の手続きに入ります。
通常、出願、学生ビザ申請に必要なアイテムは下記のとおりです。（出願する大学により多少異なる場合があります。）

願書（アプリケーションフォーム）

高校の成績証明書（和文、英文）

高校の卒業証明書（和文、英文）

TOEFL、IELTS等の英語スコア（もしあれば）

パスポートコピー

顔写真

健康告知書

現役の日本の大学生やその卒業生が、学士課程（ディグリーコース）に出願する場合でも、原則必要書類は上記のリスト同様になります。

最低入学日の3ヶ月前までには学生ビザ申請を開始する必要があります。この時点で未提出のアイテムがあると、入学日までに渡航できないリスクが高くなります。

学生ビザの発行が許可されると、EMGS（教育省の機関）のビザWEBサイトに「ビザ承認レター」（EVAL）が添付されます。EVALが発行されると、現在はオンラインでシングルエントリービザ（eVISAと呼ばれる）を申請することが可能です。

シングルエントリービザが取得できたら、いよいよマレーシアへ渡航することができます。実際は入学日の前に「オリエンテーション日」がありますので、その前に入国するのがベターです。

オリエンテーションを経て合格した各コースへ入学します。英語集中コースへ配属された方はそこで英語を集中的に勉強し、現地でIELTS受験をする形になります。