マレーシア私立大学の特徴!日本の私立大学との違いとは?

先日ご紹介にあがりました、暮旅でインターンシップとして働いています、『ユリ』です。
以前インターンシップをしていた企業で培った力を暮旅で最大限に発揮していきたいと思っています。

さて、先日早速タクシーの運転手さんとバトルを繰り広げながらも、「大学留学」関係の仕事でクアラルンプール市内にHELP大学というマレーシアの名門私立大学を訪問しました。その私立大学は現在3つキャンパスがあり、現在は新しいキャンパスの設立に向けて着々と建設をすすめています。

以前、仕事関係で経営学部やマスコミ学部、新理学部など多くの学部生が集まるキャンパスに何度か訪問したことはありましたが、日本人留学生担当者がいる『メインブロック』と呼ばれるキャンパスに訪問したのは今回が初めてです。

この『メインブロック』では、英語コースの学生・ファンデーション(学部の基礎コース)・IT専攻の学生が勉強しています。他の学部の授業はキャンパスで行われていて、『メインブロック』から無料バスで5分ほどの場所にあります。

今回これら2つのキャンパスをまわり、日本留学生担当者、そして学生の方々に実際にお話をお伺いした中でHELP大学と日本の大学(私の通う関西の私立大学)を比較して、3つほどHELP大学の特徴に気が付きました。

1.クラスの規模
2.勉強に対する熱意
3.コースの充実度

1.クラスの規模
HELP大学は少人数制の授業が多く、大規模のクラスでも200人ほどだそうです。大学や学部にもよりますが、日本の有名私立大学で小規模クラスがメインだという大学は多くないと思います。
私が通う関西の私立大学では必修以外の小規模クラスはほとんどなく、少なくても100人、最大で1300人という大規模なクラスの中で授業を受けています。(この場合は教室に学生が入りきらないため、2つの教室に分け、一方の教室は実際に教授が、もう一方の教室はテレビ中継といった形で授業が行われます。)1300人規模のクラスともなれば当然発言権はなく、教授の一方通行であるため、HELP大学は小規模クラスがメイン、というところはすごく魅力的だと思いました。

2.勉強に対する熱意
日本の大学に通われている方・通われていた方はご存知だと思いますが、日本の大学では思った以上に勉強をしません。試験前にちょちょちょいっと勉強をすればすぐに単位を取れてしまいます。そして、試験が終わればすぐに忘れてしまいます。(私の場合)
その分、サークルや学生団体、アルバイト、インターンシップ、バックパックなどに時間を使います。(これも私の場合)
しかし、HELP大学では学業がメイン。「大学生活でもっと勉強をしておけば良かった!特に言語!」と常々思っている私は、海外の大学に編入するために勉学に励む学生の方々を見て、「こんぐらい勉強しとけばなあ〜」と思いました。もちろん学業だけではなく、HELP大学はスポーツが強いため部活動も充実しています。両立出来たら最高ですね。

3.コースの充実度
HELP大学では、学部入学する前の英語コース、海外の他大学に留学し、そのまま単位交換が出来るコース、アメリカの大学を目指す方向けのコースなど様々なコースがあります。その他にもノンネイティブの方や社会人を対象とした英語コース、スペイン語コース、短期間のビジネススキルやカルチャーコース、ワークショップ形式のコースなどバラエティに富んでいます。
多くの日本人留学生(私が知っている方々)はオーストラリアやイギリスなどの大学に編入し、そのまま単位交換が出来るコースで勉強をしています。もちろん学位は留学先(オーストラリアやイギリスなど)から頂けます。なんて素晴らしい制度なんでしょうか。私が通う大学では交換留学制度はありますが、HELP大学のような海外の他大学に留学し、そのまま単位交換が出来る制度はありません。これは、提携校が多いHELP大学ならではの特徴だと思いました。

まだ、他の大学をまわっていないので他大学にはどのような特徴があり、日本の大学とどう異なるのかはわかりませんが、今後、他大学の情報も発信していけたら、と思います。

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