結果的には超お得だった今年のサマースクール(サマーキャンプ)

kosaka

先週の金曜からUCSIスプリングヒルサマーキャンプ(サマースクール)が始まりました。

毎年、各地から計15-20名くらいの生徒が集まるサマースクールですので、今年もそんな感じかな?と思いつつ弊社サポートの生徒を送り届けましたが、蓋をあけたらなんと合計4名というこじんまりとしたサマースクールでした。

校長の話によると、ちょうどこの春夏に学校で大きな組織変更があり、あまり効果的な集客ができなかったそうです。また今年は1週間という短い期間のスクールで割安感が出なかったからかもしれません。(去年まで2週間フルにありました。)

実は弊社も日本からの添乗ができない、などの理由であまり集客がうまくいかず、日本からは1名様の参加となりました。

ところが、出てきた先生は校長を含め計3名すべてアメリカ人という恵まれた教師陣で、また他の生徒も英語のうまいブラジル人2名とマレーシア人1名の生徒です。これなら本元の英語力を上達させるという意味では、申し分ない環境と言えます。通常マレーシアのインター校はローカルの先生が中心で、このように続々とアメリカ人先生が登場することは稀です。(ローカルの先生が悪いと言っているわけではありませんが。)

日本から参加のH君も実はある程度英語教育の経験があり、日本では英語はトップクラスの成績ということですが、このメンバーの中ではさすがに歯が立ちません。ただ、この環境で1週間みっちり英語のシャワーを浴び続ければ、英語力もかなり上達するのは明らかです。何と言っても日本語が通じる相手が生徒もスタッフにも一人もいないわけですから。それなりのストレスもあるとは思いますが。

今回特に感じたことは、この学校はサマースクールだけに終わらせておくには、もったいない学校でだな、ということです。キャンパスは新しく、とてもきれいで近代的です。グラウンドも広くプールはオリンピックサイズ(50m)、寮もきれいで清潔感があり、マレーシアレベルではありません。カリキュラムは日本でも注目されている「国際バカロレア(IB)」で、先生はほぼすべてIB認定の英語ネイティブ教師です。今年になってなんとキャンパス内にゴルフコース(パー3ですが)もできたため、体育でゴルフを教えるということです。グローバルエリート養成のための穴場的な全寮制インター校と言えるでしょう。

もちろん国際バカロレアは優しいカリキュラムではありませんが、小学校で成績上位のお子様で、将来グローバルに活躍させたいとお考えのご家庭は、是非中学校からこういう学校を目指して欲しいと思います。今のところ日本人の留学生はほとんどいないのですが、とてももったいないと感じます。

ちなみに、サマースクール以外にも学校をより知ってもらうための体験入学のような機会を検討中ということですので、話がまとまったらお知らせします。また、弊社でもインター校視察ツアーを随時受け付けています。この学校は市街からはかなり遠いのですが、何とか視察に組み入れるようにいたしますので、ご興味あればご相談ください。

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Updated: 05/02/2024 - 15:46

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