先生との距離が近く、ほぼマンツーマンで授業中にわからなかったことなど教えてもらっています。

プロフィール
ニックネーム: 
TOMOさん
学校種別: 
大学
学校名(リンク): 
生徒性別: 
女性
学校名: 
INTI International University
学部名: 
ビジネス学部マーケティング学科
入学時期: 
2013年10月(語学コース)、2014年2月(学部編入)
インタビュー

A.なぜマレーシアに留学しようと思いましたか。
Q.私がマレーシア留学を知ったきっかけは、日本の大学在籍中、短期語学留学していたフィリピンの語学学校で経営者の方に出会い、マレーシア留学について話を聞いたことでした。その時に、マレーシアの大学の『ツイニングプログラム』の存在を知り、マレーシアの留学を考え始めました。
もともと日本の大学の「国際関係学科」に入学したのにも関わらず全く英語に触れる機会がないこと、学生のモチベーションが高くないこと、このまま大学生活を送ると何も残らないということに気が付いたことから日本の大学に在籍する価値を見出せなくなり、「このままでいいのかな」と思っていました。英語を使って勉強をしたいと思っていた私は、「とりあえず、春休みはフィリピンに1ヶ月語学留学に行こう。そこで日本の大学に通い続けるか考えよう。」と思ってフィリピンに行ったことがきっかけで、大学を辞めることを決意しました。
他にも、マレーシア留学について検索していく中で、物価が安いことやアジアが急成長していてその中で学びたいと思ったこと、他の国にいるアジア人とのコミュニティを作る事が出来る、そして、さらに大学のプログラムでアメリカやイギリス、オーストラリアなどの先進国にも留学出来ることに魅力を感じ、マレーシアに留学しようと思いました。

A.INTI大学のビジネス学部を選んだ理由は何ですか。
Q.初めはSUNWAY大学やTAYLOR大学なども選択肢にありましたが、学費が割安な上に、ツイニングプログラムが充実しているINTI大学を選びました。INTIの「ツイニングプログラム」は、マレーシアで2年間勉強し、その後同じ学費のまま1年間イギリスの大学で勉強してそのままイギリスの大学の学位を取得出来るシステムになっています。(他の大学のツイニングは、海外にいくと、原則海外大学の授業料になるため結構お金がかかります。)安い学費でイギリスに行けることも魅力的だと思いました。また、ビジネス学部を選んだ理由としては、将来自分の会社を経営したいと思っているからです。そのための知識や経験をビジネス学部で学びたいと思いました。実際、企業との距離が近く、某大手飲料会社との共同授業があるのですが、その授業では商品企画や提案を実際に行うことで実際に働く時に必要な力や知識を身につけることができます。

A.実際にINTI大学に通っていて大変だったことは何ですか。
Q.もともと英語は苦手だったのですが、マレーシアに来る前にフィリピンで4ヶ月間みっちりと勉強したこともあって英語のスピーキングには自信がありました。しかし、実際に授業を受けてみると周りの学生はもっと出来るので落ち込むことも多々ありました。
他にも、生活面では、遊びのときの待ち合わせは1時間遅れて来るなど、時間感覚が日本の人とマレーシアの人とでは大きく異なるので、初めは戸惑うことも多かったです。
これらに対する対策としては、英語や授業に関してはとにかく先生に聞きに行くようにしています。他の学生はあまり積極的に聞きに行かないので、ほとんど私が先生を独占している状態です。どのサイト・教材でどのように勉強をすればいいのかということや授業でわからなかったことなどをよくマンツーマンで教えてくれます。先生との距離が近いのでとても助かっています。
時間感覚に関しては文化が異なるので、「マレーシアではそういうもんだ」と思い、遊ぶときはどの国の人と遊ぶかによっての時間感覚に合わせるようにしていますが、学校での授業は必ず時間を守るようにしています。

A.大学生活を送る中で「これはマレーシアでしか経験出来ない!」ということはありますか。
Q.授業に関しては、学生が多国籍なので先生の質問に対する答えが10通り以上出て来るということです。私の国ではこうです、僕の国ではこうです、とひとつの質問で何通りもの意見を聞くことができ、更に他の国の文化について学ぶことも出来るのでとても面白いです。
生活面では、色々な国の方との共同生活をすることになるので、文化・習慣の違いで大変なこともありますが、勉強になります。たとえば、イスラム系の学生さんが生活している部屋の冷蔵庫の中に豚肉が入っていたことがあり、寮内で大騒ぎになりました。私たちからすれば「豚肉が冷蔵庫に入っているだけ」ですが、イスラムの方からすれば、ありえないことです。このような多文化の中で日々生活することは、他国の文化を勉強することになります。他国の文化や生活習慣などは、将来海外で働きたいと思っている方は知っていて損はないと思います。

Q.平日の1日のスケジュールを教えてください。
A.授業は一日2時間の授業が2コマ入っています。コマ数だけを見ると授業時間は少なく感じますが、ひとつひとつの授業内容が濃いのでとても充実しています。朝は先生に時間を頂いて質問をしたりしながらマンツーマンで勉強を教えてもらっています。空き時間はご飯を食べに行ったり、勉強したりしていて、放課後は図書館に直行して復習予習を夜の12時まで行っています。そのあとは夜中の2時まで寮のあるビルのバーでオーナーの方たちとビールを飲むのが毎日の楽しみになっています。ほとんどオヤジGALみたいですけど(笑)

A.マレーシアで過ごすのに1ヶ月にどのぐらいの費用がかかりますか。
Q.今住んでいる寮はスタジオルーム、2人で住んでいて1ヶ月2万8000円(RM900)ほどで、光熱費はだいたいひとり700円(RM20)です。部屋によって異なりますが、家賃は高くても3万6000円ほどです。生活費は、食費交際費など全て合わせて一ヶ月平均4-5万円ほどです。衣服が一年中夏服なのでファッションにお金があまりかからないのがいいですね。

A.将来はどのような進路をお考えですか。
Q.具体的にはまだまだ決まっていませんが、まずは日本に帰って日本の企業で働きたいです。というのも、日本での仕事上のマナーや経験は海外から評価されるので、それを身につけたいと考えています。そして、その企業と他の国を繋げる架け橋になりたいと思っています。ある程度経験を積んだあとは、自分で会社を立ち上げてやって行きたいです。

A.これからマレーシアに来る方、来ようと思っている方に対してアドバイスをお願いします。
Q.マレーシアに来ると自分で何事も解決しなければなりません。それは時に辛く、逃げたくなることもありますが、恵まれた環境にある日本にいるとなかなか経験できないことだと思います。これからマレーシアに来る方、来ようと思っている方は、『自分で考えて、自分で決めて来て欲しい』です。私も先輩にこの言葉を言われた時、自分で考えて決めて来て正解だったと確信しました。そして、マレーシアだけではなく、海外で勉強する事に憧れを持つ気持ちはとてもよく分かります。きっと楽しい生活が待っている、と思う方もいると思いますが、決して楽しいだけではありません。そういう場面に直面したとき、「親が行けと言ったから」など他の人に言われて来た人は、他の人のせいにして逃げてしまいます。実際、留学生の友人にそういう方が多いので、この事は自信を持って言えます。しかし、『自分で考えて自分で決めてきた』という人は逃げたくなってしまう場面でも逃げずに挑戦し続けます。とにかく自分で考えて、自分で決めて来てください。
あと、マレーシアに来ればすぐに英語力が伸びると思わない方がいいでしょう。たしかに英語の勉強を日本でして来なくてもどうにかはなりますが、日本で英語を勉強すればするほど、マレーシアに来た後の授業が充実しますし、友達ともすぐにコミュニケーションと取ることが出来ます。なので、来る前にある程度は英語を勉強してくることをお勧めします。

マレーシアで皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています!

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Updated: 05/02/2024 - 15:46

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