違法エージェントにご注意

コロナパンデミックの終息後、親子留学の需要が高まり、その波に乗じて「違法エージェント」と思われる者たちが出現していることに注意喚起が必要です。これらのエージェントは、就労ビザを持たず「保護者ビザ」を利用してマレーシアに滞在し、現地でインター校や大学の紹介や相談業務、視察の手配や実行、証明書類の申請代行などを行っています。しかし、これは明確に違法就労、違法行為に該当します。

保護者ビザは就労を許可しないビザであり、マレーシア国内での就労は禁止されています。実際、クアラルンプールのイミグレーションは、保護者ビザ申請時に就労しないことを宣言する「不就労宣言書」の提出を義務付けており、宣言書には違反した場合処罰されることが明記されています。

これら違法エージェントの特徴としては以下の点が挙げられます:

  • 子どもがマレーシアのインター校で学び、親が同国に滞在していること。つまり親子留学中であること。
  • 就労ビザを保有してないため、ウェブサイト上にマレーシア法人の会社情報が公開されていないこと。マレーシア法人は通常〇〇Sdn Bhdという名称がつけられ、登録番号が記載されています。弊社の例で言えば、法人名がKuratabi Malaysia Sdn Bhdで、登録番号が1071633Tとなっています。
  • その代わり、場合により(カモフラージュとして)日本法人が紹介されていること。(マレーシアでの就労とは無関係であり、マレーシアでの就労を正当化するものではありません。)
  • (違法性を認識しているためか)ウェブサイト上では「業務を現地企業に委託している」と主張している場合があるが、実際には自身で行っていること。
  • マレーシア国内で有料サービスを提供し、日本の口座で金銭の授受を行っていること。(入金口座の場所に関わらず違法行為です。)

これらの条件を満たすエージェントは、高い確率で違法エージェントであると考えられます。これらエージェントと取引すると、不要なトラブルに巻き込まれるリスクがあり、サービスの持続性も疑わしいため、注意が必要です。(業者自体も保護者ビザを剥奪される結果となる可能性が高いため)

不審な点がある場合は、それらエージェントが適法な就労ビザまたは就労許可を持っているかを確認することを推奨します。また、マレーシアイミグレーションでは不法就労の取り締まりに積極的で、通報窓口も設けられていますので、問題がある場合は通報し、調査を依頼することをお勧めします。

弊社は法令を遵守した合法的なエージェントです。安心してご利用ください。

換算為替レート

当サイト中のマレーシアリンギットおよび米ドルレートの円換算は、断りのない限り下記レートで行っています。

RM→YEN:
31.0000
USD→YEN:
145.0000
Updated: 05/02/2024 - 15:46

お問合せ・無料オンライン個別相談・資料請求