日本の大学は4年間の無駄時間と思い退学し、豪州上位校のモナシュ大学に入学しました。

プロフィール
ニックネーム: 
Aさん
学校種別: 
大学
学校名(リンク): 
生徒性別: 
女性
学校名: 
Monash University
学部名: 
Business&Commerce
入学時期: 
2014年1月
インタビュー

Q.なぜ、マレーシアに留学をしようと思ったのですか。
A.大学の受験の時センター試験前後2週間体調を崩してしまい、試験を受けることが出来なかったり、唾液管に石ができてしまい手術を受けなければならなくなったりして大学受験が上手くいきませんでした。そんな中でもセンター試験の結果を出して合格した私立大学に通うことに決めたのですが、通っているうちに「このままこの大学で4年間過ごすのは時間の無駄だ」と思い始めました。というのも、望んでいた大学ではなかったこともありますが、それだけでなく、日本での大学生活はアルバイトやサークルばかりで授業に出なくても単位が取れてしまい、まさに『人生の夏休み』という状態だったからです。そこで、仮面浪人で受験をし直すか、海外に留学に行くかを考えたところ、日本の大学よりも海外の大学に魅力を感じたため海外で勉強しようと思いました。
留学に行くにしてもどこの国に行くかということを考えた時に、もともと英語が苦手科目ということもあって、カナダやアメリカでは英語の準備期間も含め卒業するまでに5年以上かかってしまい、それでは就職に響くのでは、と思いました。マレーシアの大学であれば、3年で卒業できるため、そこで1年セーブができます。また、「せっかくならマイノリティを目指すのもいいんじゃない?」という両親のアドバイスと私自身も「発展途上のアジアで勉強したい」という気持ちがあったため、インフラや学費、日本との時差・距離などを考慮した上で、マレーシア留学を決意しました。

Q.MONASH大学、Businessを選んだ理由は何ですか。
A.MONASH大学を選んだ理由は、日本人的な考えですがMONASH大学はオーストラリアのベスト8に入る大学の分校で、知名度が高いということです。同じく知名度が高い英ノッティンガム大学のマレーシア分校なども考えましたが、学部の前にファンデーション(1年間の基礎コース)の受講が条件だったため、その必要がないMONASH大学を選びました。キャンパスも、ノッティンガムはかなり郊外にある、というかジャングルの中にあるイメージだったことも気が乗らない理由でした。(笑)
ビジネス学部を選んだ理由は、もともと興味があったということと、どこで働いても応用の利く学部だと思ったからです。

Q.実際にMONASH大学で勉強をしてみて大変だったことは何ですか。
A.ずっと英語が1番の苦手科目だったので、英語で聞いて、考えて、アウトプットするというプロセスがとても大変で、英語で考えると日本語のようにスムーズにはいかずに思考力が落ちてしまうこともあります。また、少人数生のクラスで自分の意見を言わないといけない場でもすぐに返すことができないこともあるので、ディスカッションやプレゼンテーションは大変です。その対策としては、5分間のプレゼンテーションにも1時間準備していくなど、事前準備や練習を怠らないようにしています。
学部の専門科目の中では会計学などの専門分野の勉強が難しく、マレーシアでは会計学なども高校で習うので、まったく予備知識がない状態だと授業内容になかなか追いつきません。その分、その科目の予習・復習をしっかりとしています。

Q.大学で勉強をする中でマレーシアならではと思うことはありますか。
A.授業の科目としては、イスラム金融などはマレーシアならではだと思います。他にもマレーシア語やマレーシアの政治・選挙などについても履修することができるので、日本の大学ではなかなか勉強できない科目を勉強することができます。

Q.どのような大学生活を送っていますか。
A.バイトは時給が安いのでやっていません。その時間を勉強や友人と遊びに行くことなどに使っています。MONASHからKL市内までは少し距離があるのであまりKL市内には出ませんが、近くに大きなショッピングモールがあるのでそこに行くことが多いです。週末は勉強などやることがたくさんあるのでそのために時間を費やしたり、お誘いがあればKL市内に出て遊んだりしています。

Q.どのようにして英語を勉強していますか。
A.マレーシアに来る前にフィリピンの語学学校で3ヶ月間朝から晩まで勉強をして、IELTS6を取ったあと、カナダに1ヶ月半英語を勉強しに行きました。マレーシアに来てからは3ヶ月間英語研修を受けて英語力を伸ばしていました。今は、リスニング力を伸ばす為に海外ドラマを見たり、課題や小テスト、プレゼンテーションなどが毎週あるのでその勉強をすることで英語力を伸ばしています。

Q.1日のスケジュールを教えてください。
A.平日は週に1度休みがあり、あとは1コマ3時間の授業が1日2、3コマ入っています。授業以外の時間は家やカフェなどで予習・復習に時間を使い、夜はショッピングモールなどに行って友人とご飯を食べるという感じです。
来年の6月あたりにMONASH大学の近くに電車が通る予定なので、今よりも移動が楽になり、行動範囲が広がるかもしれません。

Q.マレーシアで過ごすのに1ヶ月にどのぐらいの費用がかかりますか。
A.1人部屋のシャワートイレ共同の寮で、家賃が約3万5000円、その他の生活費は4、5万円程度で、全て合わせて8万円ぐらいです。ジムにも通っていて、通い放題で月5000円程度なので、日本よりもかなり安いと思います。

Q.将来はどのような進路をお考えですか。
A.就職は今のところはまず日本でしたいと考えていて、コンサルティング事業などアジアに進出する企業のサポートをしたいです。というのも、最初の数年間はコンサルティング業界のような厳しい環境で働くことが自分の為になると思ったからです。
また、日本の企業は女性のCEOが世界でも最下位であり、男性と同じぐらい能力があっても、同じぐらい努力をしても評価されない傾向にあると思います。そんな中で、例え現時点で自分には何もなくても、自分が成し遂げたいことに向かってひたすら頑張ることで、「女性でも活躍出来る」ということを伝えられるような人になりたいです。


換算為替レート

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Updated: 05/02/2024 - 15:46

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