テイラーズインターナショナルスクール(プチョン)のオープンデーに行ってきました

kosaka

本日テイラーズインターナショナルスクール・プチョン校のオープンデーに行ってきました。テイラーズ(Taylor's)と言っても日本ではあまり知名度がないと思いますが(と言うか全くないですね、)、こちらではテイラーズと言えば誰もが知っているチョー有名な教育機関です。

テイラーズはマレーシアだけでも、インターナショナルスクール5校を運営しており、どれも人気校になっています。5校とはガーデン、ネクサス、オーストラリア、テイラーズKL、そして今回のテイラーズプチョン校です。シンガポールにもキャンパスがあります。また、テーラーズ大学も有名校ですね。要するに学校のブランドネームと言えます。

そんなテイラーズが今年の年初に新規オープンしたのが、このテイラーズインターナショナルプチョン校です。ちなみにテイラーズは今まで、あえて(?)テイラーズという名前をインター校の校名には使用していませんでしたが、今回始めてテイラーズという名前を前面に出した恰好となりました。(同時に、以前スリガーデンと呼ばれていた既存校を、テイラーズインターナショナルスクールKL校と名付けています。)

なぜ、私がテイラーズプチョン校に注目したかと言うと(注目しているのはここだけではないですが)、他のテイラーズ運営校は人気があるためどこも定員に近く、その結果入学基準が結構厳しいという現実があります。つまり入りたくても合格するのが難しいということです。また、テイラーズKL校(旧スリガーデン)を除いてどこも授業料がかなりお高いです。(その価値はあると思いますが、それでも払えなければどうにもなりません。)

その点、新設校はまだ受け入れのキャパが大きいので、入学審査も多少は甘くなる傾向があります。それに、プチョン校はかなり田舎にあることもあり?、授業料は他のテイラーズ運営校に比べると、リーズナブルと言えます。つまりテイラーズのインター校に入りたい、という家庭にとっては、かなり穴場の学校とも言えるわけです。とは言え既に650人ほどの生徒が集まっているらしく、その人気度を示しています。

前置きはさておいて、気がついた点をいくつかピックアップしてみます。
まず、校長先生ですが、昨年8月に就任されたということですが、それまで日本のインターナショナルスクールに10年以上勉めていた先生でした。おそらく英語のアクセントから判断すると英国人ではないでしょうか?日本のことを良くわかっていますので、日本人に対しての理解が深いのではないかと期待します。早速日本人の英語力の低さの話になりましたが、英語力の基礎はあるので、しっかりした英語教育(日本の教育ではなく)を始めれば、英語の上達は早いとポジティブな見方をしていました。校長先生が日本通(?)だと話も早いですね。

第二に、やはり運営がしっかりしている印象を受けました。土曜日のオープンデーということで、100人以上の参加者が集まっており、かなり混雑していましたが、説明会の時間割などほぼオンタイムで進行されており、「しっかりしているな」という印象を持ちました。キャンパスツアーも10組以降のグループン分かれて、学生(9年生)が引率する形でテキパキとこなしていました。生徒も良く鍛えられているなという印象です。もちろん英語もうまいです。良くローカル経営の学校でいかにも時間にルーズな学校がありますが、ここは一線を画します。

施設に関しては、とにかく綺麗で、明るく、解放感があるすばらしいキャンパスだと感じました。時々他の学校のキャンパスに感じる「やぼったい」ところがありません。もちろんプールもテニスコートもバスケットコースもあります。そして、芝生のグラウンドが広ーいです。

そんなすばらしい学校ですが、日本人としては少し心配な面があります。それは英語はもちろん中国語とマレー語もすべて必修というところです。中国語は他の学校でも通常「外国語」として勉強するので仕方ない(むしろ大歓迎)ですが、マレー語もとなると、かなり負担が大きいのではと感じてしまいます。現地の子供は英語もできるし、中国系であれば中国語もできるのは当たり前ですが、英語もままならない日本人にとっては、3か国語も同時に勉強するのは結構きついような気がします。ただ、中国語、マレー語は、初級、中級、上級のレベルがあり、初級のコースはそんなに難しくない、とは言っていました。日本人の生徒は既にかなりの数がいるようなので、何とかこなしているようです。うまく行けば4か国語ペラペラの「クアドリンガル」になるかもしれませんね。

さて、肝心の入学基準(合格基準)ですが、まだ突っ込んだ話をしていませんので、「普通の」日本人生徒がすんなり入学できるかは未知数です。以前聞いたところでは、試験はあるが不合格になることはあまりない、というような話をしていました。日本人も既に10人以上いるようですので、日本人も何とか入学できていることになります。やはり審査が多少ゆるいのは新設校のメリットかもしれません。定員に近づくと、どんどん条件がきつくなります。そういう意味でテイラーズ運営のインター校を目指すのであれば、少し急いでこのテイラーズプチョン校にエントリーする必要があります。

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Updated: 05/02/2024 - 15:46

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